「前に好きだった絵本の続きって、買ってもちゃんと気に入ってくれるのかな?」
絵本って、1冊気に入ったからといって、同じシリーズを全部好きになるとは限らないですよね。特に2歳前後だと、その時の気分や絵柄の好みも大きいので、続編選びは少し迷います。
我が家では、以前紹介した『ぞうくんのさんぽ』を長女がかなり気に入っていました。そんな中、2026年4月に本屋さんで長女自身が『ぞうくんの あめふりさんぽ』を欲しがったので、その流れで購入しました。前作が好きだったからこそ、親としても「これは相性が良さそうだな」と思えた1冊です。
結論からいうと、この絵本も長女はしっかり気に入ってくれました。前作のやさしい空気感はそのままに、雨の日ならではの展開が加わっていて、シリーズものとして自然に広げやすい絵本だと感じています。この記事では、前作とのつながりも踏まえながら、実際に読んで感じた魅力を正直にまとめます。
基本情報|ぞうくんのあめふりさんぽ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | ぞうくんのあめふりさんぽ |
| 作・絵 | なかの ひろたか |
| 出版社 | 福音館書店 |
| シリーズ | こどものとも絵本 |
| シリーズ位置づけ | 『ぞうくんのさんぽ』シリーズ第2作 |
| 発売日 | 2006年5月20日 |
| ページ数 | 32ページ |
| サイズ | 27×20cm |
| ISBN | 978-4-8340-2207-0 |
| 価格 | 1,320円(税込) |
| 対象 | 読んであげるなら3才から/自分で読むなら小学低学年から |
| 購入時期 | 2026年4月 |
福音館書店の公式ページでは、本作は『ぞうくんのさんぽ』シリーズ第2作として紹介されています。今日は雨降り。それでもごきげんなぞうくんが、かばくんと池の中を進んでいくうちに、だんだん深くなっていく水の中で困ってしまう、という内容です。簡潔な文章と抑えた表現の絵が、子どもの想像力をふくらませる作品として案内されています。
体験談|前作が好きだった長女が、本屋さんで自分から欲しがりました
購入のきっかけはとても分かりやすくて、前作の『ぞうくんのさんぽ』を長女が気に入っていたことです。本屋さんでこの絵本を見つけたときに、「これほしい」という反応があり、そのまま購入しました。シリーズものは親が勝手に選ぶより、子ども自身が手に取ると成功率が高い気がします。
実際に読んでみると、長女はこちらの絵本もきちんと気に入ってくれました。前作で感じていた、ぞうくんシリーズ特有のゆったりした空気や、読み聞かせしやすいテンポがそのまま続いているので、「好きだった絵本の別バージョン」として入りやすかったのだと思います。
公式の対象年齢は3才からですが、我が家では前作に親しんでいたこともあり、2歳の長女でも十分楽しめました。もちろん子どもの個性による部分はありますが、前作が好きなら、2歳台でも試しやすい続編だと感じています。
詳細レビュー|ぞうくんのあめふりさんぽ の良かった点
1. 前作の安心感を残しながら、ちゃんと新鮮さがある
シリーズ絵本で一番うれしいのは、「同じ安心感があるのに、内容はちゃんと違うこと」だと思っています。
この絵本は、前作の『ぞうくんのさんぽ』で感じた、シンプルで繰り返しが心地よい流れを残しながら、今回は“雨”と“池の中”という変化が入っています。そのおかげで、親としても「また同じ感じか」ではなく、「今度はこう来るのか」と楽しく読めました。
前作レビューでも感じたように、ぞうくんシリーズは複雑すぎない構造が強みです。だからこそ、小さい子どもでも入りやすく、続編になっても受け入れられやすいのだと思います。
2. 雨の日らしさがあって、季節感のある読み聞かせができる
この絵本の良さは、タイトル通り“あめふり”の空気がしっかりあることです。
晴れの日の散歩ではなく、雨の日でもぞうくんがごきげんで出かけていく。その入り方だけでも、子どもにとっては少し特別感があります。しかも、ただ雨が降っているだけではなく、池の中を進んでいく展開になっていくので、読んでいて水の世界に入っていくような楽しさがあります。
3. 2歳でも「好きだった前作の仲間」として入りやすい
対象年齢だけを見ると、少し早いかなと思う人もいるかもしれません。でも我が家では、前作とのつながりがあったことで、かなり入りやすかったです。
ぞうくん、かばくんといった見慣れたキャラクターが出てくるだけで、子どもの安心感が違います。新しい絵本でもゼロから覚える感じがなく、「あ、知ってる絵本の仲間だ」と思えるので、食いつきが良かったです。
この“前に好きだった絵本から広げやすい”というのは、シリーズ作品のかなり大きな価値だと思います。実際、前作記事でも「シリーズを買い揃えたくなる」と感じていましたが、今回それがそのまま現実になりました。
4. 今後ほかのシリーズも買いたくなる
正直、今回の1冊で終わらない気がしています。
前作も今回も長女が気に入っているので、親としては「このシリーズ、他もいけるのでは」と思ってしまいます。実際、福音館書店の公式ページでも、シリーズとして『ぞうくんのさんぽ』、『ぞうくんのおおかぜさんぽ』、『かめくんのさんぽ』 などが紹介されています。シリーズとして広げやすいのは、絵本選びに悩む親にとってかなり助かります。
気になった点|大きな不満はないけれど少しだけ注意
1. 前作を知らないと、魅力が少し伝わりにくいかもしれない
この絵本単体でも楽しめるとは思いますが、やはり前作の『ぞうくんのさんぽ』を知っていると楽しさが増します。
我が家のように、前作から自然につながる形で読むとかなり入りやすいです。逆に、シリーズに初めて触れる1冊として選ぶなら、まずは前作からでもいいのかなとは感じました。特に「ぞうくんシリーズを試してみたい」という人には、入口としては前作のほうが分かりやすいと思います。
2. シリーズ買いしたくなる
これは欠点というより注意点ですが、1冊気に入ると次も欲しくなります。
絵本1冊1冊として見れば1,320円で納得感はありますが、シリーズで複数冊そろえたくなると、当然ながら出費は増えます。ただ、親としては“失敗しにくい追加購入”ができる安心感もあるので、ここは悩ましいところです。
前作との比較|ぞうくんのさんぽ が好きならどうか
| 比較項目 | ぞうくんのさんぽ | ぞうくんのあめふりさんぽ |
|---|---|---|
| 第一印象 | シリーズの入口として分かりやすい | 続編として変化を楽しめる |
| 雰囲気 | 晴れの日の王道おさんぽ | 雨の日ならではの特別感 |
| 読みやすさ | とても入りやすい | 前作好きならさらに入りやすい |
| 2歳との相性 | 高い | 前作が好きなら十分高い |
| シリーズ導線 | ここから広げたくなる | 実際に広げたくなる1冊 |
我が家の感覚では、最初の1冊なら前作、2冊目としてかなり良いのが本作という印象です。前作で好きになった子に、自然に渡しやすい続編でした。
こんな人におすすめ
おすすめな人
- 『ぞうくんのさんぽ』 を子どもが気に入っている人
- 2歳〜3歳向けに、次の絵本を探している人
- 雨の日や梅雨時期に読みやすい絵本がほしい人
- シリーズで少しずつ絵本を増やしたい人
あまり向かない人
- シリーズものより、単発で完結する絵本を優先したい人
- まず最初の1冊として“ぞうくんシリーズ”を試したい人
- 絵本の購入数をできるだけ増やしたくない人
★総合評価
| 評価項目 | 星 | コメント |
|---|---|---|
| 2歳との相性 | ★★★★★ | 前作好きの長女にはかなり相性が良かった |
| 続編としての満足度 | ★★★★★ | 前作の良さを残しながら新しさもある |
| 読み聞かせしやすさ | ★★★★★ | シンプルでテンポが良く、親も読みやすい |
| 季節感 | ★★★★★ | 雨の日に読みたくなる雰囲気がある |
| コスパ | ★★★★☆ | 1冊の満足度は高いが、シリーズ買いの誘惑はある |
| シリーズ展開の魅力 | ★★★★★ | 今後ほかも買いたくなる強さがある |
総合評価:★★★★☆ (4.8/5.0)
前作を気に入っている子にとっては、かなり安心して選びやすい続編でした。シリーズものとしての広げやすさまで含めると、満足度はとても高いです。
まとめ|前作が好きな子には、かなり自然に広げやすい1冊
『ぞうくんのあめふりさんぽ』 の最大の価値は、前作の安心感を残しながら、雨の日ならではの新しさを楽しめることだと思います。シリーズ第2作として、続編に求めたいちょうど良い変化がありました。
我が家では、『ぞうくんのさんぽ』 を気に入っていた長女が、本屋さんで自分から欲しがった流れで購入しましたが、結果的にこちらも気に入ってくれました。こういう“前に好きだった絵本から自然に広がる成功体験”は、親としてかなりうれしいです。
もし、前作が好きなお子さんの次の1冊を探しているなら、この絵本はかなりおすすめです。あわせて読むなら、『ぞうくんのさんぽ』レビュー や、ほかの絵本記事がまとまっている絵本シリーズ 、育児グッズカテゴリ もどうぞ。
一緒に、親子でお気に入りの絵本シリーズを少しずつ増やしていきましょう!

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