子どもが本屋で自分で選んだ絵本って、つい気になりますよね。
わが家でも、絵本は親が選ぶことが多かったのですが、2026年2月に本屋へ行ったとき、2歳の長女が自分で手に取って選んだのが『くろくんとふしぎなともだち』でした。価格は1,430円で、親主導ではなく「自分で選んだ1冊」という点に価値を感じて購入しました。
今では、絵本は「対象年齢」だけで選ぶものではなく、子どもが惹かれた理由も大事な判断材料だと感じています。この記事では、購入のきっかけに加えて、童心社の公式情報やくれよんのくろくんシリーズ全体の位置づけも踏まえながら、『くろくんとふしぎなともだち』がどんな家庭に合いやすいかを整理します。
くろくんとふしぎなともだちとは?基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | くろくんとふしぎなともだち |
| 出版社 | 童心社 |
| 購入時期 | 2026年2月 |
| 購入価格 | 1,430円 |
| 判型 | B5横判 |
| サイズ | 19.1×26.6cm |
| ページ数 | 32ページ |
| 対象年齢 | 3歳〜 |
| シリーズ | くれよんのくろくんシリーズ第2作 |
| ISBN | 978-4-494-00947-3 |
童心社の公式ページによると、本書はくれよんのくろくんシリーズ第2作で、3歳〜を目安にした32ページの絵本です。B5横判で見開きの広がりがあり、バス・船・新幹線など、子どもが惹かれやすい乗り物が登場するのが特徴です。
あらすじは、机の上を散歩していたくろくんがバスのおもちゃに出会い、「道路がないと走れない」と言われたことをきっかけに、画用紙へ道路を描いて遊びが広がっていくというものです。その後、船や新幹線も登場し、くろくんと仲間たちの世界がふくらんでいきます。
購入した理由
今回この絵本を買ったいちばんの理由は、2歳の長女が本屋さんで自分で選んだからです。
親が「これよさそう」と思って選ぶ絵本ももちろんありますが、子どもが自分で手に取った本には、表紙の色や雰囲気、タイトル、キャラクターなど、何かしら惹かれる理由があります。そういう「自分で選んだ」という体験そのものが、絵本への入口として価値があると感じています。
実際、シリーズ作品は1作目から読むのが理想とされることもありますが、子どもが自分で選んだ巻から入っても十分楽しめるというのは、以前の『パンどろぼうとなぞのフランスパン』の記事でも感じたことでした。絵本選びに迷っているなら、子ども自身の「これがいい」を尊重するのもおすすめです。
くれよんのくろくんシリーズとしての魅力
くろくんシリーズは、おえかきと想像力が広がる世界観が魅力
童心社のシリーズ特集ページを見ると、くろくんシリーズは単発の人気作ではなく、長く親しまれているシリーズとして展開されています。『くれよんのくろくん』『くろくんとふしぎなともだち』『くろくんとなぞのおばけ』など複数の作品があり、くれよん・おえかき・友だち・発想の広がりがシリーズ全体の軸になっていることが分かります。
その中でも『くろくんとふしぎなともだち』は、のりもの好きの子どもにも入りやすい1冊です。道路や波を描くことで、止まっていたおもちゃが動き出すという展開は、絵本の中で「描くこと」と「遊ぶこと」がつながっていて、シリーズの魅力が分かりやすく出ていると感じました。
乗り物が好きな子と相性がよさそう
本書の公式紹介では、バス・船・新幹線など子どもたちの大好きなのりものが登場することが強調されています。乗り物そのものが好きな子はもちろん、「走る」「進む」「つながる」といった動きのある展開が好きな子にも合いやすそうです。
2歳前後だと、ストーリー全体を深く追うというより、まずはくろくんや乗り物の見た目、場面の変化、繰り返し読む中で少しずつ理解が深まることも多いと思います。その意味でも、視覚的に入りやすい作品は導入本として相性がよいと感じます。
2歳で読むときに感じるポイント
公式の対象年齢は3歳〜。でも2歳で出会う価値もある
ここは正直に書いておきたい点です。
公式の対象年齢は3歳〜なので、2歳には少し早めかもしれません。
ただ、2歳の長女が本屋で自分で選んだという事実を考えると、「対象年齢に完全に合うか」よりも「今の本人が気になっているか*はかなり重要だと思いました。特に絵本は、お話を100%理解することだけが価値ではなく、表紙に惹かれる、キャラクターを覚える、乗り物に反応する、何度も読んで少しずつ理解する、といった入り方も十分あります。
長く読むというより、まずは“入口”としてよさそう
現時点では、まだ長期使用レビューのように語れるほどの蓄積はありません。
そのためこの記事では、「1年使ってこう変わった」といった断定は避けつつ、本屋で2歳が自分で選んだ1冊としての価値を重視して紹介しています。
読み聞かせ系の絵本は、生活習慣に直結するものもあれば、想像力や会話のきっかけになるものもあります。たとえば歯磨きのような習慣づけに悩んでいるなら、『ノンタンはみがきはーみー』のような実用寄り絵本と組み合わせるのもありです。一方で『くろくんとふしぎなともだち』は、生活改善というより、世界を広げるタイプの絵本として位置づけやすいと感じました。
良かった点
1. 子どもが自分で選んだという納得感がある
親がすすめた本ではなく、子どもが自分で選んだ本は、それだけで読み聞かせの入口が作りやすいです。
本屋での「これがいい」は、絵本に対する自発性のサインでもあるので、今後の絵本選びのヒントにもなります。
2. 乗り物とおえかきがつながる発想が面白い
バスには道路、船には波、新幹線には長い線路のように、絵を描くことが遊びや物語の進行に直結するのが、この作品の魅力だと思います。乗り物絵本としても、おえかき絵本としても楽しめる余地があります。
3. シリーズ作品なので広げやすい
気に入った場合、同じくろくんシリーズへ広げやすいのも強みです。シリーズ特集ページでも複数作品が紹介されており、「このキャラクター好きかも」から次の1冊につなげやすいのは、親目線でも安心感があります。
気になった点
1. 2歳には少し早い可能性がある
対象年齢が3歳〜なので、2歳だとストーリー理解は個人差が出そうです。
「読めない」ではなく、「今すぐ内容を全部味わいきるのは難しいかもしれない」という意味で、ここは親のフォロー前提かなと思います。
こんな家庭におすすめ
乗り物が好きな子どもがいる家庭
バス、船、新幹線が出てくるので、乗り物好きの子にはかなり入りやすいと思います。
子どもが本屋で自分で選んだ絵本を大事にしたい家庭
親が選んだ“正解”より、子どもが惹かれた“今の気持ち”を尊重したい家庭には相性がよいです。
絵本からおえかきや会話につなげたい家庭
読み終わったあとに「道路描いてみる?」「船が走る波を描いてみようか」と広げやすいので、読み聞かせの後に遊びへつなげたい方にも合うと思います。
総合評価
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 2歳の手に取りやすさ | ★★★★★ | 実際に本屋で2歳の長女が自分で選んだ1冊で、第一印象の引きが強かったです。 |
| 乗り物好きとの相性 | ★★★★★ | バス・船・新幹線が登場し、のりもの好きの子には入りやすい内容です。 |
| 想像力を広げる力 | ★★★★☆ | おえかきと物語がつながる構成で、読後遊びにも発展させやすそうです。 |
| 2歳への導入しやすさ | ★★★★☆ | 対象年齢は3歳〜ですが、絵や乗り物への興味から入るなら十分候補になります。 |
| コストパフォーマンス | ★★★★☆ | 1,430円でシリーズ性もあり、長く広げられる可能性を考えると納得感があります。 |
| 長期使用への期待 | ★★★☆☆ | まだ購入初期のため、継続的に読みたがるかどうかは今後の確認が必要です。 |
総合評価:★★★★☆ (4.2/5.0)
まとめ
『くろくんとふしぎなともだち』の最大の価値は、子どもが好きな乗り物と、くれよんの世界が自然につながっていることだと思います。
ただ読むだけでなく、「描くと動く」「描くと世界が広がる」という感覚があるので、絵本の先の遊びにもつながりやすそうです。
今回わが家でこの本を買ったいちばんの理由は、2歳の長女が本屋で自分で選んだからでした。まだ長期レビューという段階ではありませんが、子どもが自分で選んだ1冊を大事にするという意味でも、よい買い物だったと感じています。
「2歳で少し背伸びした絵本を試したい」「乗り物が好き」「子ども自身が選んだ絵本を尊重したい」という家庭には、かなり相性がよさそうです。絵本選びの考え方そのものを見直したい方は、子どもが自分で選んだ巻からでも楽しめたパンどろぼうの体験談や、生活習慣づけに役立ったノンタン絵本のレビューもあわせて読むと比較しやすいと思います。
一緒に、子どもに合う絵本選びをしていきましょう!

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