「子どもの相手をしながら、動画を見たり、軽めの打ち合わせに出たりしたい。でも耳を塞ぐと、家の音が聞こえない…」
在宅ワーク×育児の生活をしていると、これが地味にストレスでした。
ヘッドホンやカナル型イヤホンは集中できる反面、子どもの声・物音・呼ばれた声がスッと入ってこない。
そこで2025年12月に導入したのが、Shokz OpenFit 2+(オープンイヤー型イヤホン)です。購入から約1か月、価格は27,880円。
結論から言うと、育児中のながら作業とジムでは期待以上。一方で、PC会議(Zoom/Teams/Meet)で自分が話す場面は、状況次第で使い分けが必要でした。
今回は、1か月使った実体験ベースで「どんな人に刺さるか/どんな人には向かないか」までお伝えします。
なぜOpenFit 2+を選んだのか
購入のきっかけは、シンプルにこの2つです。
- 子どもの相手をしながら動画を見たり、ちょっとした打ち合わせに出ることがある
- オープンイヤーなら、耳を塞がずに打ち合わせが快適になるかもしれない
(現在は、ヘッドホン/会議スピーカー/イヤホンを会議内容で使い分け)
「仕事(会議)に集中したい」だけだと、ノイキャンで完結します。
でも育児があると、周囲の音が聞こえること自体が価値になる。ここに投資する感覚でした。
基本情報:Shokz OpenFit 2+とは?

製品概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Shokz OpenFit 2+ |
| タイプ | オープンイヤー型・完全ワイヤレスイヤホン |
| 購入価格(筆者) | 27,880円(2025年12月購入) |
| 発売日(参考) | 2025年8月28日(ニュース・公式情報) |
| カラー | ブラック/グレー |
| 重さ | イヤホン:9.4g(片側) ケース:56g 総重量:74.8g |
| バッテリー(再生) | イヤホン単体:最大11時間/ケース併用:最大48時間 |
| 急速充電 | 10分の充電で2時間使用可能 |
| 充電時間(目安) | イヤホン充電(ケース使用):60分 ケースUSB-C充電:100分 ケースワイヤレス充電:180分 |
| 充電方式 | ケース:USB-C+ワイヤレス充電(Qi) ※ワイヤレス充電器は別売 |
| 防水防塵 | イヤホン:IP55 充電ケース:非防水 |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 無線範囲:約10m |
| 対応コーデック | AAC / SBC |
| マルチポイント | 2台同時接続 |
| 主な特徴(要点) | Dolby Audio、オープンイヤー設計、AIノイズキャンセリングマイク、物理ボタン+タッチ操作、音漏れ抑制(DirectPitch 2.0 / プライベートEQ) |
育児・在宅・ジムみたいに生活導線が長い人には、バッテリー周りが地味に効きます。
「毎日ちょいちょい充電」から、「数日まとめて運用」へ寄せられるだけで、日々の摩耗ストレスが減ります。
OpenFit 2+とOpenFit 2の違い(買う前に知っておきたい)
OpenFit 2+は、前モデルOpenFit 2から「全部が別物」というより、使い勝手を底上げするアップデートの印象です。
大きな違いは2つ:Dolby Audio/ワイヤレス充電
OpenFit 2+の主な変更点として Dolby Audio対応 と 充電ケースのQiワイヤレス充電 になります。
この変更が不要な場合は、少し値段も安い前のモデルを購入するのも良いかと思います。
1か月の使用実績:どんなシーンで使っているか
シーン①:子どもの相手をしながら(動画・家事・ちょい会議)
一番の価値はこれでした。
周りの音がはっきり聞こえるので、子どもの声や動きに気づきやすいです。
外音取り込み機能をオンにしたヘッドホン/イヤホンよりも、個人的には「生活音が自然に入る」感覚が強いと感じました。
育児中って、ちょっとした沈黙が逆に怖い(静か=何かしてる)こともあるので、耳を塞がない安心感は想像以上でした。
シーン②:会議(PC:Zoom/Teams/Meet)
ヘッドホン/会議スピーカー/カナル型イヤホンとは違う快適さがあり、聞く側が中心の会議はかなり良かったです。
特に、社内の短い打ち合わせや、情報共有が中心の会議など、
「少し参加しつつ、家の状況も気にしたい」用途に向いています。
シーン③:ジム(ラン・筋トレ)
これも当たりでした。
以前のワイヤレスイヤホンは、走る振動で「落ちる/落ちそう」がストレスでしたが、OpenFit 2+は耳掛け型なので、落下不安がほぼ無い。運動中の快適さはかなり高いです。
IP55なので汗・小雨程度の運動シーンにも使いやすいです(ただしケースは防水ではないので、濡れた状態でケースに戻すなどは避けたい)。
良かった点:期待を上回ったポイント
① 育児中でも“周囲が聞こえる”のが想像以上にラク(★★★★★)
子どもがいると、耳を塞ぐこと自体がリスクになります。
OpenFit 2+は、そのリスクを下げたまま音を扱えるのが強いです。
個人的には、外音取り込みモードより「自然に聞こえる」寄りで、
聞こえすぎて邪魔というより、聞こえるから安心が勝ちました。
② 会議の「聞く側」ではかなり快適(★★★★☆)
耳の圧迫が少なく、長時間でもラク。
軽い打ち合わせ、情報共有系の会議は相性が良いと感じました。
OpenFit 2+は公式でも「物理ボタン」等の操作性を特徴として挙げています。
会議中って、意外と「音量だけサッと調整したい」があるので、こういうところが良いです。
③ ジムで落ちない(★★★★★)
運動中の落下ストレスがなくなったのが一番大きいです。
走るたびに「落ちそう→直す→集中切れる」が消えるだけで、運動の満足度が上がりました。
④ バッテリーが強い=運用がラク(★★★★☆)
イヤホン単体最大11時間、ケース併用で最大48時間、10分充電で2時間という設計は、生活リズムが崩れがちな育児期に相性がいいです。
気になった点:会議では“万能”ではない(PC会議で検証した結論)
① トレードオフ:ながら聴きは集中しづらい
周囲が聞こえる=安全&育児向き。
ただしその分、イヤホン側への集中はしにくいです。これは構造上のトレードオフだと思います。
仕事においては、集中力が必要な重要な打合せをするなら、ノイキャンのヘッドホン/イヤホンの方が相性は良いです。
② 自分がメインで話す会議は、単一指向性、ノイキャン機に戻すのが安全
重要会議や集中が必要な会議では、私は 単一指向性、ノイズキャンセリング付きのヘッドホン/イヤホンを選びます。
OpenFit 2+は「会議を快適にする」場面がある一方、
自分が話す側の会議で求められるのは、結局のところ 相手にどう聞こえるかです。
③ PC(Zoom/Teams/Meet)では、YouTube音声が入ってしまった
ここは、今回いちばん読者に伝えたい注意点です。
OpenFit 2+は公式には、ビームフォーミングマイク+AIノイズキャンセリングで「クリアな通話」を実現すると説明されています。
ただ、私が社内の仲の良いメンバーに「イヤホンの性能を確かめさせて」とお願いして、Teams会議で検証したところ、
- 仕事部屋 → リビングへ移動
- YouTubeをつけて“背景音が入るか”をテスト
という条件で、リビングの雑音やYouTubeの音声は入ってしまいました。
ここで重要なのは、「公式が言っていることが嘘」という話ではなく、
家庭内の音はノイズ抑制にとって厄介なパターンが多いという現実です。
特にYouTubeは、
- 人の声(=会議の声と周波数帯が被る)
- 音量や話者がコロコロ変わる(断続的・非定常)
- BGMや効果音が混ざる(ノイズとして切り分けにくい)
という条件が重なりやすく、PC会議のマイク入力としては厳しいケースがあると感じました。
④ じゃあPC会議でOpenFit 2+は使えないのか?→「場面を選べばアリ」
結論、私は 聞く会議なら大いにアリ、
話す会議(特に周りが騒がしい場合)は避ける、という使い方に落ち着きました。
OpenFit 2+は「会議を全部これで」は難しいことがあっても、
「会議の快適な選択肢を増やす」価値は十分あります。
⑤ 充電ケースは“非防水”なので、運用で地味に気を遣う
イヤホン本体はIP55でも、ケースは非防水です。
ジム後に汗だくのままケースへ戻す、雨の中でケースを出し入れする…のような運用は避けたい。
「イヤホンはスポーツOK寄り、ケースは丁寧に」という前提で考えるのが安全そうです。
使い分けの結論:私の運用ルール(会議/育児/ジム)
ここは記事の実用性を上げるために、私の「判断ルール」を言語化します。
会議(PC:Zoom/Teams/Meet):判断軸は3つ
私は次の3つで判断しています。
- 自分が話す量(多い/少ない)
- 家の騒がしさ(静か/普通/騒がしい)
- 会議の重要度(低/中/高)
A. OpenFit 2+を選ぶ会議
- 自分は聞く側が中心
- 家が静か〜普通
- 重要度が低〜中(情報共有、進捗確認、軽い相談)
→ この条件だと、OpenFit 2+の「耳がラク」「周りに気づける」が強いです。
B. 単一指向性、ノイキャン機に切り替える会議
- 自分が話す比率が高い
- 家が騒がしい(子ども帰宅後など)
- 重要度が高い(評価、意思決定、外部向けなど)
- 背景でYouTube/テレビが鳴っている(検証で入った)
→ 相手にどう聞こえるかを優先して、迷わず切り替えます。
育児:安全側に倒すならOpenFit 2+が強い
- 子どもを見守りつつ、会議や動画に入れる
- 耳がふさがらないので「呼ばれても反応できる」安心感がある
ここは、他のデバイスでは代替しづらい価値でした。
ジム:落下ストレスが消える=継続力が上がる
運動は「継続」が勝ちなので、集中を削る落下ストレスが減ったのはかなり大きいです。
個人的には、OpenFit 2+はジム継続装置としても価値があります。
総合評価
| 評価項目 | ★評価 | コメント |
|---|---|---|
| 育児との相性(周囲の音が聞こえる) | ★★★★★ | ここが最大の価値。生活音が入る安心感が大きい |
| 会議(聞く側) | ★★★★☆ | 耳がラク。軽めの会議に強い |
| 会議(話す側/騒音環境) | ★★★☆☆ | PC会議で検証するとYouTube音声は入った。重要会議は使い分け |
| ジム・運動の安定性 | ★★★★★ | 落下不安が激減。運動中はとても快適 |
| 使い勝手(充電/操作/取り回し) | ★★★★☆ | バッテリー長め+急速充電が助かる |
| コスパ(27,880円) | ★★★★☆ | “育児×在宅×ジム”に刺さるなら納得 |
総合評価:★★★★☆(4.2/5.0)
こんな人におすすめ / おすすめしない
✅ こんな人におすすめ
- 子どもを見ながら、音声コンテンツや軽めの会議に参加したい人
- 耳を塞がずに生活の音を残したい人
- ジムやランニングで「イヤホン落下ストレス」を減らしたい人
- ノイキャン機と使い分けて、生活を最適化したい人
- OpenFit 2+のDolby Audioやワイヤレス充電など、使い勝手の底上げを重視する人
❌ こんな人にはおすすめしない
- 騒音下で、自分がメインで話す会議が多い人(ノイキャン&単一指向性マイク機の方が安心)
- 「ながら聴きでも没入したい」人(オープンイヤーの特性上、集中は分散しやすい)
- ケース含めて雑に扱える防水性を求める人(ケースは非防水)
まとめ:OpenFit 2+は「生活の中の一軍」になる
OpenFit 2+を1か月使って一番感じたのは、
耳を塞がないは快適というより、生活の中では武器だということです。
- 育児中でも周囲に気づける
- 軽めの会議がラクになる
- ジムで落ちない
- バッテリー強めで運用がラク(最大11時間/48時間、急速充電)
ただし、PC会議で話す用途は、環境次第で相手に生活音が入ることがある(YouTube音声は入った)。
だからこそ、私は「使い分け前提」で、OpenFit 2+を一軍に入れました。
一緒に快適なイヤホン生活を実現しましょう!
余談:妻がOpenRun(骨伝導)を購入。後日レビュー予定
同じタイミングで妻が Shokz OpenRun(骨伝導イヤホン)も購入していて、私もたまに借りています。
ただ、まだ使い込みが足りないので、もう少し分かってから別記事で紹介します。


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