「にらめっこしましょ、あっぷっぷ!!」
この言葉に合わせて親が変顔をすると、月齢4〜5か月の赤ちゃんがくすっと笑いだす。そんな体験、想像できますか?
正直なところ、「絵本を読んで0歳の子どもが反応するの?」と半信半疑でした。でも実際に読み聞かせてみると、動作をつけるだけで本当に笑ってくれたんです。長女で体験し、次女でも同じ反応があったとき、「この絵本、本当にすごいな」と改めて感じました。
現在、2児(姉・2歳超、妹・0歳台)の父として毎日読み聞かせをしています。長女が0歳の頃に購入し、今では次女に長女が「あっぷっぷ」とやってあげる微笑ましい光景まで生まれました。
この記事では、絵本シリーズとして、友人への出産祝いとしてもプレゼントしたほど気に入っているこの絵本を、2人の子育て実体験をもとに正直にレビューします。
基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | あっぷっぷ(あかちゃん あそぼ 2) |
| 文 | 中川 ひろたか |
| 絵 | 村上 康成 |
| 出版社 | ひかりのくに |
| 発行 | 2003年6月 |
| ページ数 | 28ページ |
| 価格 | 1,078円(税込) |
| 対象年齢 | 赤ちゃん〜2歳 |
| ISBN | 978-4-564-01031-6 |
| シリーズ | あかちゃん あそぼ |
著者プロフィール
中川 ひろたか(文)は、絵本作家・詩人・音楽家として活躍する多才なクリエイターです。「世界中のこどもたちが」「ともだちになるために」など2,300曲以上の楽曲を手がけ、1995年『さつまのおいも』で絵本作家デビュー。『ないた』(金の星社)で日本絵本賞大賞を受賞した、子どもの本の世界で確かな実績を持つ作家です。
村上 康成(絵)は、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、ブラチスラバ世界絵本原画ビエンナーレ金牌を受賞した実力派イラストレーター。大自然に親しむ自然派アーティストとしても知られ、その温かみある絵は幅広い年齢層に愛されています。
購入のきっかけ・読んだきっかけ
長女がまだ0歳だった頃、友人に赤ちゃんが産まれたため出産祝いをいくつか選んでいました。そのとき「自分でも実際に使ってみて良かったと思えるものをプレゼントしたい」という気持ちから、出産祝いの1つとして、この絵本を選びました。
絵本を出産祝いとして選ぶのは珍しいかもしれませんが、赤ちゃんと親が一緒になって楽しめる点が、もらった側にも嬉しいポイントだと思っています。実際にプレゼントした友人にも好評でした。
実際に使ってみた正直レビュー
月齢4〜5か月から反応あり!動作がポイント
「あっぷっぷ」の見どころは、ページをめくるだけでなく読み手が動作をつけることです。
読み聞かせのポイントはシンプル。「にらめっこしましょ、わらうとまけよ」と歌いながらページをめくり、「あっぷっぷ!」のタイミングで実際に変顔をする。それだけです。
長女も次女も、このやり方で月齢4〜5か月頃から笑うようになりました。「本当に笑うの?」と思うかもしれませんが、これが本当に笑うんです。親がにらめっこで変顔をするのが楽しいのか、リズムが心地よいのか、とにかく反応が良くて読み聞かせがどんどん楽しくなりました。
1歳半ごろから興味は薄れるが…定期的に取り出すと笑ってくれる
長女は1歳半を超えるころから、この絵本への興味はあまり示さなくなりました。それでも月に1度くらい取り出して読んでみると、ちゃんと笑ってくれるんです。さすがに毎回ではありませんが、「覚えてるんだな」という感じがして、親としてもじんわりとした気持ちになります。
使用期間としては0歳から1歳半前後がメインのピークで、2歳以降はときどき取り出す感じになりそうです。
長女が次女に「あっぷっぷ」してあげる姿が最高にかわいい
この絵本で一番の思い出になったのが、長女が次女に読み聞かせをしてあげるようになったことです。
まだ文字は読めないので「読み聞かせ」とは言えませんが、あっぷっぷのページを開いて次女に向かって「あっぷっぷ!」とやってあげている姿はもう、かわいいとしか言いようがありません。次女も一緒に聞いて喜んでいますし、長女のお姉ちゃんとしての成長を、この絵本を通じて感じられたのは嬉しい副産物でした。
良い点・気になる点
✅ 良い点
- 月齢4〜5か月という早い段階から反応する:0歳育児で「どんな絵本を読めばいい?」と悩む親にとって、反応が目に見えてわかるのは大きな魅力。
- 読み聞かせのハードルが低い:特別な知識不要。動作をつけながら声に出すだけで子どもが笑う、シンプルさが最大の強み。
- 兄弟・姉妹でつなげられる:上の子が下の子にやってあげる「継承」が自然に起きた。1冊で親子3人楽しめた。
- 出産祝いとして贈りやすい:1,078円とリーズナブルで、かつ実用性が高い。贈り手の経験談をそのまま伝えられる。
- 繰り返し何度でも遊べる:「もっかい やって!」が自然と出る設計。28ページとコンパクトながら満足感あり。
⚠️ 気になる点
- ピーク使用期間は1歳半ごろまで:その後は月に数回取り出す程度になるため、長く読み続ける絵本ではない。
- 読み手側がちょっと恥ずかしい:人前で変顔をするのが苦手な方は最初少しためらうかも(でも慣れます笑)。
こんな人におすすめ
| こんな方に | 理由 |
|---|---|
| 0〜1歳の赤ちゃんがいる親 | 月齢4〜5か月から反応あり、早期から楽しめる |
| 「何読めばいい?」と迷っている方 | 難しいことゼロ、動作をつけるだけでOK |
| 出産祝いを探している方 | 贈り手の実体験込みでプレゼントできる |
| 2人目育児中の方 | 上の子が下の子に自然と読み聞かせする姿が生まれる |
| コンパクトに済ませたい方 | 28ページ・1,078円でコスパ◎ |
総合評価
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 子どもの反応・食いつき | ★★★★★ | 月齢4〜5か月から笑う。2人ともしっかり反応あり |
| 読み聞かせのしやすさ | ★★★★★ | 動作をつけるだけ。難しいことゼロで楽しめる |
| 使用期間の長さ | ★★★★☆ | ピークは1歳半まで。その後は不定期使用に |
| 出産祝いとしての汎用性 | ★★★★★ | 1,078円でリーズナブル。実体験付きで贈れる |
| コストパフォーマンス | ★★★★★ | 約1,000円で家族全員が笑える絵本、文句なし |
| 兄弟・姉妹での継続活用 | ★★★★★ | 長女が次女に自然と読み聞かせ。予想外の贈り物 |
総合評価:★★★★☆ (4.7/5.0)
0歳育児をしているすべての家庭におすすめ!
まとめ
「あっぷっぷ」の最大の価値は、読み手と赤ちゃんが一緒に笑い合える体験を作ってくれることです。絵本を読んでいるというより、「遊んでいる」と表現したほうが近いかもしれません。
長女でも次女でも月齢4〜5か月から笑ってくれたこと、そして今では長女が次女に「あっぷっぷ!」とやってあげる姿——この絵本を通じて、たくさんの笑顔と記憶が積み重なっています。出産祝いとして友人に贈ったのも、自分たちにとって本当に良かったと思えたからこそ。自信を持っておすすめできる1冊です。
こんな方にはとくにおすすめです。
- 0歳〜1歳の子どもがいて、最初の読み聞かせに迷っている
- 出産祝いに実用的な絵本を贈りたい
- 2人目育児中で、上の子と下の子が一緒に楽しめるものを探している
一緒に子どもと笑える時間をカイゼンしていきましょう!

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