「離乳食作り、毎日大変じゃないですか?」
子供が生まれる前から使っているティファールの電気圧力鍋「クックフォーミー エクスプレス 6L」。購入してから3~4年が経ちましたが、現在2歳と0歳の娘がいる我が家では、今でも週に3-4回は活躍しています。
特に離乳食期には本当に助けられました。野菜を柔らかく煮込む時間が大幅に短縮され、通常なら30分以上かかる調理が、わずか10分程度で完成。忙しい育児の合間でも、まとめて作って冷凍保存できるので、毎日の食事準備がグッと楽になりました。
この記事では、時短家電シリーズとして、3年以上使い続けた実体験から、離乳食での具体的な活用法、購入前には分からなかった気づき、そしてWeb調査で分かった一般的なデメリットと我が家での実際の状況を詳しくお伝えします。
こんな人におすすめ
✅ この記事がおすすめな人
- 離乳食作りを時短したい
- 共働きで料理に時間をかけられない
- 電気圧力鍋の購入を検討している
- 煮込み料理をもっと簡単に作りたい
- 子育て中の便利家電を探している
- 実際の長期使用レビューを知りたい
購入の背景:子供が生まれる前から
なぜ電気圧力鍋を選んだのか
3~4年前、まだ子供が生まれる前の段階で購入しました。当時は夫婦2人の生活でしたが、共働きで料理に時間をかけられない日々が続いていました。
購入を決めた理由
- カレーや煮物を短時間で作りたい
- 仕事から帰って30分で夕食を完成させたい
- ガス圧力鍋は怖くて使えない
- ほったらかしで調理できる家電が欲しい
ティファール クックフォーミー エクスプレスを選んだ理由
当時、電気圧力鍋は複数のメーカーから発売されていましたが、ティファールを選んだポイントは以下の通りです:
選定ポイント
- 210種類の内蔵レシピ:画面表示に従えば失敗しない
- 6Lの大容量:作り置きに最適なサイズ
- ブランドの信頼性:調理家電で実績のあるティファール
- 圧力調理の速さ:時短効果が高い
ティファール クックフォーミー エクスプレス 基本情報

商品スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 商品名 | ティファール クックフォーミー エクスプレス 6L |
| 型番 | CY8521JP |
| 容量 | 6L(2~6人用) |
| 内蔵レシピ | 210種類 |
| 調理モード | 圧力調理、蒸す、煮る、炒める、煮込む、炊飯、保温 |
| サイズ | 幅380×奥行350×高さ325mm |
| 重量 | 6.5kg |
| 消費電力 | 1200W |
| 参考価格 | 27,800円~(2025年10月現在) |
1台7役の調理機能
クックフォーミー エクスプレスは、1台で7つの調理方法に対応しています:
- 圧力調理:時短調理の核心機能
- 蒸す:野菜や魚の蒸し料理
- 煮る:カレーやシチュー
- 炒める:下準備の炒め物
- 煮込む:角煮などのじっくり料理
- 炊飯:最大5合まで
- 保温:完成後の温度キープ
3年間の使用実績:ライフステージ別活用法
購入時(夫婦2人の時期)
主な調理メニュー
- カレー:週1回ペースで大量に作って冷凍
- 煮物:大根と鶏肉の煮物、肉じゃが
- サラダチキン:リモートワーク中心で運動不足になり、ダイエット、タンパク質補給のため
- 豚の角煮:圧力調理でトロトロに
この時期は、「仕事から帰って30分で夕食完成」という目標を達成できていました。材料を切って鍋に入れ、ボタンを押すだけ。調理中は他の家事ができるので、時間の有効活用ができました。
離乳食初期(5~6ヶ月):革命的な時短効果
長女の離乳食が始まった時、クックフォーミーの真価を実感しました。
離乳食初期での活用法
10倍がゆ
- 米と水を入れて圧力調理8分
- 自然減圧を待つだけ
- 通常の鍋なら40分以上かかるところが、実働時間わずか10分程度
野菜ペースト(にんじん、かぼちゃ、じゃがいも)
- 野菜を2cm角に切る
- 200mlの水と一緒に圧力調理5分
- 柔らかくなった野菜をつぶすだけ
- まとめて作って製氷皿で冷凍保存
時短効果の実感
通常の鍋で野菜を柔らかく煮込むと30~40分かかりますが、クックフォーミーなら圧力調理5分+減圧時間で完了。育児の合間に簡単に作れるので、冷凍ストックを切らすことがありませんでした。
離乳食中期・後期(7~11ヶ月):レパートリー拡大
離乳食が進むにつれ、調理のバリエーションも増えました。
活用メニュー
鶏ひき肉と野菜の煮込み
- 複数の野菜を一度に柔らかく調理
- 味付け前に取り分けて離乳食用に
- 残りは大人用に味付け
魚の蒸し料理
- 蒸しモードで白身魚を調理
- 骨も取りやすく、身もふっくら
- 冷凍保存して小分け使用
根菜の煮物
- 大根、にんじん、里芋を一緒に煮込み
- 圧力調理で短時間なのに味が染みる
- 離乳食と大人用を同時調理
現在(2歳幼児食+0歳離乳食):2人分を効率的に
現在は上の子が2歳、下の子が0歳という状況で、クックフォーミーの活躍の場はさらに広がっています。
現在の活用法
週末のまとめ調理
- カレー6人分を作って小分け冷凍
- 煮込みハンバーグを大量に作り置き
- 下の子の離乳食ストックも同時に準備
平日の時短調理
- 帰宅後、材料を切って鍋に投入
- 調理中にお風呂や他の家事
- 20~30分後には夕食完成
上の子が好きなメニュー
- 柔らかい肉料理(角煮、煮込みハンバーグ)
- カレー(辛さ調整して大人と子供用を分ける)
- シチュー(野菜嫌いでも柔らかいので食べやすい)
実際に作った主要メニュー詳細
カレー:隔週のヘビロテメニュー
作り方のポイント
- 野菜と肉を切る(大きめでOK)
- 鍋に材料と水を入れる(通常より少なめ)
- 圧力調理5分
- 減圧後、カレールーを入れて煮込みモード10分
時短効果
- 通常の鍋:40~50分
- クックフォーミー:実働15分+放置時間20分
我が家のコツ
- 6人分を作って2~3回分に冷凍
- 野菜は大きめに切ると煮崩れしない
- 減圧は自然減圧で待つ(急冷すると吹きこぼれリスク)
サラダチキン:ダイエット期の救世主
リモートワークで外出が減り、体重が増加してきた時期に重宝しました。
作り方
- 鶏胸肉に塩・砂糖・酒をすり込む
- 密閉袋に入れて30分以上寝かせる
- そのまま圧力調理1分
- 9分保温
メリット
- しっとり柔らかい仕上がり
- 低温調理器不要で簡単
- 作り置きして週3~4回食べていた
離乳食:10倍がゆと野菜ペースト
10倍がゆの作り方
- 米30g、水300ml
- 圧力調理8分
- 自然減圧
野菜ペーストの作り方
- にんじん、かぼちゃ、じゃがいもなど
- 2cm角に切って水200mlと圧力調理5分
- 柔らかくなったらつぶす
- 製氷皿で冷凍保存
時短効果の実感
通常の鍋なら10倍がゆは40分、野菜の煮込みは30分かかりますが、クックフォーミーなら実働時間は10分程度。育児の合間に簡単に作れました。
3年使って分かったメリット
1. 圧倒的な時短効果
実際の時短実績
| 料理 | 通常の調理時間 | クックフォーミー | 短縮時間 |
|---|---|---|---|
| カレー | 40~50分 | 実働15分+放置20分 | 約20分短縮 |
| 角煮 | 90~120分 | 実働10分+放置40分 | 約60分短縮 |
| 10倍がゆ | 40分 | 実働10分+放置15分 | 約15分短縮 |
| 野菜煮込み | 30~40分 | 実働5分+放置15分 | 約20分短縮 |
「放置時間」が重要で、この間に他の家事や育児ができるため、実質的な時短効果はさらに大きくなります。
2. 失敗がほとんどない
内蔵レシピの安心感
210種類の内蔵レシピは、画面の指示に従うだけで完成します。
- 材料の分量を表示
- 手順を1つずつ案内
- 調理時間も自動設定
料理が苦手な方でも、失敗する確率が非常に低いです。
圧力調理の安定性
温度と圧力が自動制御されるため、「火加減を見ながら」という手間がありません。毎回同じ味に仕上がるのも大きなメリットです。
3. 離乳食作りが劇的に楽になる
まとめて作って冷凍保存
- 週末に1週間分をまとめて調理
- 製氷皿で小分け冷凍
- 平日は解凍するだけ
柔らかさの調整が簡単
圧力調理の時間を調整することで、離乳食の段階に合わせた柔らかさに仕上げられます。
4. 大容量6Lで作り置きに最適
6人分を一度に調理
- カレーなら6~8皿分
- 煮物なら3~4日分
- 炊飯なら最大5合
我が家は4人家族ですが、6Lの容量があるおかげで、2~3食分をまとめて作れます。
5. ほったらかしで他の家事ができる
調理中の時間活用
- 調理中は完全放置でOK
- その間に洗濯物を干す
- 子供とお風呂に入る
- 掃除や片付けをする
共働き家庭にとって、この「ほったらかし調理」は本当にありがたい機能です。
Web調査で分かった一般的なデメリットと我が家の実際
Web上の口コミやレビューを調査したところ、いくつかの共通するデメリットが見つかりました。実際に3年使っている立場から、それぞれについて検証します。
デメリット1:サイズが大きくて置き場所に困る
一般的な口コミ
- 「キッチンに置くと圧迫感がある」
- 「収納場所に困る」
- 「想像以上に大きかった」
我が家の実際
確かに大きいです。幅380×奥行350×高さ325mm、重量6.5kgなので、頻繁に移動させるのは現実的ではありません。
我が家ではキッチンカウンターの角に常設しています。使用頻度が週3~4回と高いため、出しっぱなしでも気になりません。
対策
- 購入前に設置場所を確保
- 常設前提で場所を決める
- 頻繁に使うなら出しっぱなしが正解
デメリット2:パーツが多くてお手入れが面倒
一般的な口コミ
- 「内ふたの分解が面倒」
- 「洗うパーツが多い」
- 「毎回のお手入れが手間」
我が家の実際
これは事実です。毎回洗う必要があるパーツは:
- 内鍋
- 内ふた(分解して洗う)
- パッキン
- 蒸し台(使用時)
ただし、慣れれば5分程度で洗えます。食洗機で洗えるパーツもあるので、そこまで苦になることはありません。
対策
- 調理後すぐに洗えば汚れが落ちやすい
- 食洗機を活用
- パーツの予備を購入(パッキンなど)
デメリット3:蒸気の噴出や吹きこぼれに注意
一般的な口コミ
- 「減圧時の蒸気がすごい」
- 「吹きこぼれて周りが汚れた」
- 「やけどしそうで怖い」
我が家の実際
減圧時の蒸気噴出は確かに勢いがあります。特に圧力調理直後の手動減圧は要注意です。
対策と実践
- キッチンの換気扇の下に設置
- 自然減圧を基本にする(急ぎの時以外)
- 減圧中は近づかない
- 水の量を守る(入れすぎない)
3年間使っていますが、これらの対策で吹きこぼれたことはありません。
デメリット4:予約調理できないレシピがある
一般的な口コミ
- 「肉や魚の予約調理は衛生上NG」
- 「米以外の予約ができない」
- 「朝セットして夜完成、ができない」
我が家の実際
これも事実です。予約調理できるのは「炊飯」のみ。カレーや煮物は予約調理できません。
ただし、我が家では予約調理をほとんど使いません。理由は:
- 帰宅後に材料を入れて調理開始すれば20~30分で完成
- 調理中に他の家事ができる
- 出来立てを食べられる
予約調理にこだわるなら、他の機種(ホットクックなど)の方が向いているかもしれません。
デメリット5:「加圧数分」でも実際の調理時間は長い
一般的な口コミ
- 「圧力調理5分なのに30分かかった」
- 「思ったより時短じゃない」
- 「加圧前と減圧の時間が長い」
我が家の実際
これは誤解を招きやすいポイントです。「圧力調理5分」というのは、加圧状態での調理時間のみ。実際には:
- 加圧時間:5~15分(食材の量と温度による)
- 圧力調理時間:レシピ指定(5分など)
- 減圧時間:5~20分(自然減圧の場合)
トータル時間の目安
- カレー:30~40分
- 角煮:50~60分
- 10倍がゆ:20~30分
ただし、この間は完全放置でOK。「実働時間」は材料を切って入れる5~10分程度なので、体感的な負担は非常に軽いです。
デメリット6:価格が高い
一般的な口コミ
- 「3万円台は高い」
- 「もっと安い電気圧力鍋もある」
- 「コスパが悪い」
我が家の実際
購入当時は約4万円程度でしたが、現在は27,800円~と価格が下がっています。
3年使った実感として、この価格は十分に元が取れていると感じます。
コスパ計算
- 購入価格:約40,000円(当時)
- 使用期間:3年(約1,000日)
- 使用回数:週3回×52週×3年=約470回
- 1回あたり:約85円
1回の調理で30分~1時間の時短になることを考えると、時間の価値を考慮すれば十分にコスパが良いと言えます。
3年使って分かった「気になる点」
Web調査でのデメリットとは別に、実際に使って感じた気になる点もあります。
1. 炊飯機能は炊飯器に劣る
クックフォーミーでも炊飯はできますが、専用の炊飯器には及びません。
気になる点
- 炊き上がりがやや固め
- 保温機能が弱い
- 炊飯の予約は可能だが、他の調理はできなくなる
我が家の対応
普段の炊飯は炊飯器を使用。クックフォーミーは主におかず作りに専念させています。
2. 内蔵レシピの表示が小さい
210種類の内蔵レシピは便利ですが、液晶画面が小さく、やや見づらいです。
対策
- スマホでティファール公式サイトのレシピを見る
- 慣れたレシピは内蔵機能を使わずマニュアル調理
3. 少量調理には向かない
6Lサイズなので、1人分の少量調理には不向きです。
最低調理量の目安
- 2~3人分以上
- 水分量は最低200ml必要
1人暮らしや少量調理が多い方は、3Lサイズの方が適しています。
他の電気圧力鍋との比較
購入検討時に比較した他の電気圧力鍋についても触れておきます。
シャープ ヘルシオ ホットクック
特徴
- 自動かき混ぜ機能
- 予約調理が充実
- 無水調理に強い
クックフォーミーとの違い
- ホットクックは圧力調理非対応
- クックフォーミーの方が調理時間が短い
- ホットクックの方が予約調理が柔軟
選ぶ基準
- 時短重視→クックフォーミー
- 予約調理重視→ホットクック
パナソニック 電気圧力鍋
特徴
- 圧力調理対応
- 低温調理機能
- コンパクトサイズ
クックフォーミーとの違い
- 内蔵レシピ数が少ない
- 価格は安い
- 液晶画面が小さい
アイリスオーヤマ 電気圧力鍋
特徴
- 価格が安い(1万円台)
- シンプル機能
- 4L前後のサイズ展開
クックフォーミーとの違い
- 内蔵レシピなし
- 自動調理機能が弱い
- コスパ重視の方向け
購入をおすすめする人・しない人
おすすめする人
✅ こんな人にぴったり
- 離乳食作りを時短したい
- 共働きで料理に時間をかけられない
- 煮込み料理が好き
- 作り置きを活用したい
- 家族が4人以上
- ほったらかし調理を重視
- 料理の失敗を減らしたい
- キッチンに常設スペースがある
おすすめしない人
❌ 向いていない人
- 1~2人暮らし(3Lサイズの方が適切)
- キッチンが狭い
- 予約調理を重視する
- 少量調理が多い
- 炊飯メインで使いたい
- お手入れの手間を最小限にしたい
今後の活用予定
現在、上の子は2歳、下の子は0歳ですが、今後の成長に合わせた活用も考えています。
上の子の成長に合わせて
3~4歳(幼児食)
- 一緒に料理する体験(材料を入れるお手伝い)
- 「ボタンを押すと料理ができる」という学び
- 食育の一環として活用
小学生以降
- 子供だけでも安全に使える調理体験
- 放課後の軽食作り
- 自立支援のツールとして
料理レパートリーの拡大
今後試したいレシピ
- 低温調理での肉料理
- 圧力調理での骨まで柔らかい魚料理
★総合評価
ティファール クックフォーミー エクスプレス 6L 評価
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 時短効果 | ★★★★★ | 実働時間が大幅に削減、放置調理が最高 |
| 離乳食対応 | ★★★★★ | 柔らかく煮込めて、まとめ作りに最適 |
| 使いやすさ | ★★★★☆ | 内蔵レシピで失敗なし、お手入れはやや手間 |
| 機能性 | ★★★★★ | 1台7役、圧力調理の威力が素晴らしい |
| コストパフォーマンス | ★★★★☆ | 価格は高めだが3年使えば十分元が取れる |
| サイズ感 | ★★★☆☆ | 大きいので常設スペースが必要、6Lは大容量で便利 |
総合評価:★★★★☆(4.3/5.0)
サイズの大きさとお手入れの手間はありますが、時短効果と離乳食作りでの活躍を考えれば、子育て家庭には非常におすすめできる家電です。
まとめ:子育て家庭の時短の味方
ティファール クックフォーミー エクスプレスは、3年以上使い続けている我が家にとって、もはや手放せない存在です。
この電気圧力鍋の最大の価値
- 離乳食作りが劇的に楽になる
- 共働き家庭の時短調理を実現
- ほったらかしで他の家事ができる
- 失敗が少なく、毎回安定した味
個人的な体験総括
子供が生まれる前から使い始め、離乳食期を経て、現在は2歳と0歳の育児真っ最中。それぞれのライフステージで、クックフォーミーは常に時短の味方でした。
特に離乳食期は、「調理時間が短い」「柔らかく煮込める」「まとめて作れる」という3つの利点が揃っており、育児の負担を大きく軽減してくれました。
離乳食作りに悩んでいる方、共働きで時間が限られている方、煮込み料理を簡単に作りたい方には、自信を持っておすすめできます。
サイズの大きさとお手入れの手間はありますが、それを上回る時短効果と便利さがあります。キッチンに常設スペースを確保できるなら、ぜひ検討してみてください。
子育てをもっと楽に、もっと楽しくしていきましょう!


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