こんにちは、カイゼンパパです。
娘が1歳の誕生日を迎えた際、歩行練習をサポートできるおもちゃとして「タカラトミー へんしん2WAYウォーカーライダー スヌーピー」を購入しました。
あれから1年近くが経過し、ハイハイ・つかまり立ち期から歩行習得、そして現在まで使い続けてきた実体験をお伝えします。
「手押し車って本当に歩行練習に効果があるの?」「デメリットはないの?」そんな疑問を持つ親御さんに向けて、正直なレビューをお届けします。
結論から言えば、買ってよかった度★★★★☆です。
歩行練習への効果は予想以上でしたが、マットとの相性問題などいくつかの注意点もありました。実際の体験談を包み隠さずお伝えしますので、購入を検討中の方の参考になれば幸いです。
商品概要:へんしん2WAYウォーカーライダー スヌーピーとは
基本スペック
商品名: へんしん2WAYウォーカーライダー スヌーピー
メーカー: タカラトミー
対象年齢: 10ヶ月頃~3歳頃
定価: ¥7,645円(税込)※※筆時点(2025年8月)の価格
セット内容: 本体、シートボックス、ホイッスルユニット
2WAY機能の特徴
この商品の最大の特徴は、成長に合わせて2つのモードを使い分けできることです。
ウォーカーモード(10ヶ月~)
- つかまり立ち・歩行練習用の手押し車
- ハンドルロック機能付き
- おもちゃを入れられるカゴ付き
ライダーモード(歩けるようになったら)
- 足こぎ式の乗用玩具
- ウィーリーストッパーで安全性確保
安全機能
- ラバータイヤ: フローリングを傷つけにくい
- スピード調整ダイヤル: タイヤの重さで速度コントロール
- ウィーリーストッパー: 急な傾きを防止
- ホイッスルユニット: スヌーピーを押すと「ピッ」と音が鳴る
なぜスヌーピーを選んだのか
機能面での決め手
娘の1歳誕生日当時、ちょうどハイハイが上達し、つかまり立ちを始めた時期でした。歩行への意欲は見えるものの、一人歩きにはまだ時間がかかりそうな状況。
そんな中で「成長に合わせて長期間使える2WAY機能」に魅力を感じました。最初は手押し車として歩行練習をサポートし、歩けるようになったら乗用玩具として楽しめる。投資対効果を考えても合理的な選択でした。
スヌーピー愛が決定打
そして何より、私自身がスヌーピーファンだったことが大きな決め手でした。
実は筆者、普段使いの筆箱やガジェットを入れるケース、車用品もスヌーピーで統一しています。家族旅行の際は各地のスヌーピータウンを必ず訪れて、地域限定グッズを集めるのが楽しみの一つ。
そんなスヌーピー愛が娘にも伝わったのか、商品を見せた瞬間の喜びようは格別でした。親子でお気に入りになれそうな予感がありました。
実際の使用体験レビュー
ウォーカーモード期(1歳~1歳半)
組み立てと初期設定
届いた商品の組み立ては驚くほど簡単でした。必要な部品は本体、シートボックス、ホイッスルユニットの3点のみ。工具も不要で、コインが1枚あれば組み立て完了です。
最初はウォーカーモードでセット。ハンドルを伸ばしてロックし、シートボックスを取り付けるだけ。10分もかからずに完成しました。
歩行練習への効果
使い始めて1週間で変化を実感
娘は商品が届いたその日から夢中になりました。ハンドルにつかまって前に進む動作が楽しいようで、リビング内を嬉しそうに移動していました。
使い始めて1週間ほどで、明らかに歩行への意欲が向上したのを実感。それまでは伝い歩きが中心でしたが、手押し車を使うことで「前に進む楽しさ」を覚えたようです。
1ヶ月で一人歩きを習得
そして購入から約1ヶ月後、ついに一人歩きを開始!手押し車での練習が確実に効果を発揮していました。
特に印象的だったのは、自分から歩こうとする意欲が格段に向上したこと。手押し車で「歩く=楽しい」という経験を積んだことで、自立歩行への恐怖心が和らいでいたように感じます。
スピード調整機能の重要性
初期設定では安全のため、スピード調整ダイヤルをかなり締めた状態で使用しました。これにより、娘がハンドルに体重をかけても急に進みすぎることなく、安全に練習できました。
成長とともに徐々にダイヤルを緩めることで、娘のペースに合わせた練習環境を提供できたのは大きなメリットでした。
ライダーモード移行期(1歳半~現在)
モード変換の簡単さ
一人歩きが安定してきた1歳半頃、ライダーモードに変換しました。

ライダーモードに変換した状態。スヌーピーが可愛らしく、娘のお気に入りの乗り物になりました
この作業も驚くほど簡単。ホイッスルユニットとシートボックスを一旦外し、ハンドルを下げ、シートを平らにして再取り付けするだけ。
5分もあれば完了する手軽さは、忙しい育児中には本当にありがたい設計です。
新たな運動能力の発達
ライダーモードでは、足で地面を蹴って進む動作を覚えました。これにより:
- バランス感覚の向上: 座った状態でバランスを取る能力
- 下半身筋力の強化: 足で蹴って進む動作
- 空間認識能力: ハンドルを切って方向転換する感覚
これらの能力が総合的に向上していることを実感しています。
長期使用での耐久性
1年近くほぼ毎日使用していますが、目立った破損や不具合はありません。タカラトミーの品質の高さを感じます。
スヌーピーのホイッスルユニットだけは取れやすいものの、軽量なので安全面での心配はありません。
良かった点(メリット)
1. 歩行練習に確実な効果
最も評価したい点は、歩行練習への明確な効果です。手押し車を使うことで:
- つかまり立ちから歩行への移行がスムーズ
- 歩くことへの恐怖心の軽減
- バランス感覚の自然な習得
- 自発的な歩行意欲の向上
これらの効果を実際に目の当たりにして、投資して良かったと心から思います。
2. 成長に応じた長期活用
2WAY機能により、約2年間という長期間活用できるのは経済的です。
- 10ヶ月~1歳半: ウォーカーモードで歩行練習
- 1歳半~3歳: ライダーモードで運動能力向上
一つの商品で異なる発達段階をカバーできるのは、合理的な判断でした。
3. 優れた安全設計
タカラトミーの安全への配慮は素晴らしいです:
- スピード調整機能: 子どもの成長に合わせた細かな調整
- ラバータイヤ: フローリング保護と滑り止め効果
- 転倒防止機能: 前後左右への安全対策
- 角の丸み: 怪我のリスクを最小限に
安心して使わせることができました。
4. 魅力的なデザイン
スヌーピーのデザインは本当に可愛らしく、リビングに置いても違和感がありません。
スヌーピー好きとしてのバイアスもあるかもしれませんが、インテリアとしても◎。
筆者のスヌーピーコレクションの一角を占める存在になっています。
5. 音の仕組みで楽しさ倍増
ホイッスルユニットから出る「ピッ」という音が、遊びの楽しさを演出してくれます。単純な仕組みですが、子どもにとっては大きな魅力のようです。
困った点・注意すべきポイント
正直にお伝えすると、いくつか困った点もありました。
1. フローリングマットとの相性問題
我が家で最も困ったのが、ジョイントマットとの相性の悪さです。
ラバータイヤは確かにフローリングを傷つけませんが、柔らかいジョイントマットの上では:
- タイヤが沈み込んで進みにくい
- マットの継ぎ目で引っかかる
- 思うようにスピードが出ない
対策として試したこと
- マットを一部撤去して使用エリアを確保
- フローリング部分での使用
結果的に、フローリング部分での使用がメインになりました。
2. スヌーピー部分の取れやすさ
ホイッスルユニット(スヌーピー部分)が簡単に取れてしまいます。
- 0歳の娘でも簡単に外せてしまう
- 遊んでいる最中に外れることがある
- 紛失のリスクがある
対策
- 外れても安全な軽量設計なので、取れること自体は許容
- 定期的に取り付け状態をチェック
- 外れた際は速やかに再取り付け
3. 片手運転での転倒リスク
ハンドルの片方だけに体重をかけると、簡単に横倒しになってしまいます。
特に使い始めの頃は:
- バランス感覚が未発達
- 片手でつかまることがある
- 興味が他に向いて手を離すことがある
対策
- 慣れるまで使用中は必ず見守る
- 両手でハンドルを持つよう声かけ
- 慣れるまでは補助が必要
4. 初期の足の長さ問題
ライダーモードでは、足がしっかり地面に着くまで使いにくい期間があります。
- 1歳半時点ではやや早い場合も
- 個人差が大きい
- 無理に使わせると危険
対策
- 成長を待つのが一番
- 足がつくようになるまではウォーカーモード継続
- 焦らず子どものペースに合わせる
類似商品との比較
くまのプーさん おしゃべりウォーカーライダー
同じタカラトミー製の類似商品です。
共通点
- 2WAY機能(ウォーカー⇔ライダー)
- 同価格帯(約8,000円)
- 安全機能(スピード調整等)
相違点
- プーさんは「おしゃべり機能」搭載
- 音声による知育要素あり
- キャラクターの好み
選択のポイント
- キャラクターの好み
- おしゃべり機能の必要性
- デザインの好み
他社製手押し車
木製手押し車
- ナチュラルなデザイン
- 乗用機能なし(手押し車のみ)
- より安価な商品も多数
プラスチック製多機能タイプ
- 知育機能充実
- 音楽・ライト等の演出
- より複雑な機能
タカラトミー製の優位性
- シンプルで飽きのこないデザイン
- 確実な2WAY機能
- 安全性への配慮
- ブランドの信頼性
購入前のチェックポイント
実体験を踏まえ、購入前に確認すべきポイントをまとめます。
1. 子どもの成長段階
- 10ヶ月前後: つかまり立ちができているか
- 歩行への意欲: 移動したがる様子があるか
- 体格: ハンドルの高さが適切か
2. 住環境の確認
- 床材: フローリング中心か、マット使用か
- 使用スペース: 十分な広さがあるか
- 段差: 危険な段差はないか
3. 安全基準の確認
- 対象年齢: メーカー推奨年齢に適合しているか
- 重量制限: 使用可能体重の確認
4. 長期使用の視点
- 収納場所: 使わない時の保管場所
- メンテナンス: 簡単に清拭できるか
- 飽きない設計: シンプルで長く愛用できるか
価格情報・購入のタイミング
価格比較(2025年8月現在)
公式価格: 11,880円(税込)
Amazon最安値: 7,645円(税込)- 約4,000円お得
楽天最安値: 7,880円(税込)- 約4,000円お得
実店舗: 8,000円~9,000円程度
お得な購入方法
ネット通販のメリット
- 価格の安さ(3割程度安い)
- 在庫状況の確認が容易
- レビューで実際の評価を確認可能
購入タイミング
- Amazonプライムデー
- 楽天スーパーセール
- 年末年始セール
- 誕生日の1ヶ月前(計画的購入)
投資対効果の考え方
使用期間: 約2年(10ヶ月~3歳)
実質コスト: 約3,800円/年(最安値購入時)
月割りコスト: 約320円/月
外遊びができない日の室内遊具として、また歩行練習の効果を考えると、十分にコストパフォーマンスが高い投資だと感じます。
まとめ・総合評価:買ってよかった度★★★★☆
5ヶ月間の使用を通じて、「タカラトミー へんしん2WAYウォーカーライダー スヌーピー」は買って良かったと心から思える商品でした。
5段階評価
- 安全性: ★★★★★(5/5)
- 歩行練習効果: ★★★★★(5/5)
- コストパフォーマンス: ★★★★☆(4/5)
- デザイン: ★★★★★(5/5)
- 総合満足度: ★★★★☆(4/5)
こんな家庭におすすめ
強くおすすめしたい家庭
- つかまり立ちを始めた10ヶ月前後の子どもがいる
- 歩行練習を楽しくサポートしたい
- 長期間使える商品を探している
- スヌーピーやディズニーキャラクターが好き
- 安全性を重視している
注意が必要な家庭
- ジョイントマット中心の生活環境
- 収納スペースが限られている
- 予算を抑えたい(他の選択肢も検討)
購入を迷っている方へ
手押し車は「必需品」ではありませんが、歩行練習への効果と子どもの喜ぶ姿を見ると、購入して良かったと実感しています。
機能性だけでなく、家族共通の愛着を持てるデザインというのも、長期間使用するアイテムとしては重要な要素でした。
何より、娘が嬉しそうに遊んでいる姿を見ることが、親としての一番の喜びです。
スヌーピーと一緒に、お子様の成長をサポートしてみませんか?
一緒に子どもの成長を楽しんでいきましょう!
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