リモートワークを始めて喉がイガイガする――そんな経験、ありませんか?
2018年にリモートワークを始めた当初、私も同じ悩みを抱えていました。しかし、2019年に安価な加湿器を導入し、さらに2022年にシャープの加湿空気清浄機「KI-NS70」に買い替えてから、その悩みは完全に解消されました。
ITコンサルとして1日10時間以上PCに向かう生活の中で、この加湿空気清浄機は私の「健康インフラ」として約3年間活躍し続けています。リモートワーク環境最適化シリーズの一環として、今回はこの製品の長期使用レビューをお届けします。
こんな人におすすめ
- リモートワークで喉の乾燥・イガイガに悩んでいる方
- 1日8時間以上自宅で作業する在宅ワーカー
- 空気清浄と加湿を1台でまかないたい方
- プラズマクラスター技術に興味がある方
- 長時間の会議やオンライン商談が多い方
私が加湿空気清浄機を導入した経緯
2018年:リモートワーク開始、喉の違和感
ITコンサルとして2018年頃からリモートワークを始めた私。オフィスにいた頃は感じなかった「喉のイガイガ」に悩まされるようになりました。
長時間の会議中に咳払いが増え、プレゼン中に声が枯れることも。原因は明らかに室内の乾燥でした。
2019年冬:安価な加湿器で効果を実感
最初は3,000円程度の小型加湿器を購入。これだけで喉の調子は大きく改善しました。「加湿」の重要性を実感した瞬間です。
2022年:本格的な加湿空気清浄機へ
安価な加湿器で効果は実感できたものの、以下の不満がありました:
- 水の補充頻度が高い(1日2回)
- 空気清浄機能がない
- 加湿量の調整が難しい
そこで「加湿と空気清浄を同時に」というニーズから、シャープのKI-NS70を選びました。
使用している機種:KI-NS70の基本スペック

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | シャープ 加湿空気清浄機 KI-NS70-T(ブラウン) |
| 発売年 | 2020年9月 |
| 購入時期 | 2022年頃 |
| プラズマクラスター | 25000 |
| 空気清浄適用床面積 | ~31畳 |
| 加湿適用床面積 | プレハブ洋室~19畳 / 木造和室~12畳 |
| 最大加湿量 | 700mL/h |
| タンク容量 | 約3.6L |
| サイズ | 幅400×奥行339×高さ686mm |
| 重量 | 約11kg |
| 購入価格(当時) | 約45,000円 |
3年使用して感じる5つのメリット
1. 喉のトラブルがほぼゼロに
Before(加湿器なし):
- 午後になると喉がイガイガ
- 会議中に頻繁に咳払い
- 朝起きたときの喉の痛み
After(KI-NS70導入後):
- 1日中快適な喉の状態
- 会議中の咳払いが激減
- 朝の喉の痛みもなし
湿度50~60%をキープすることで、粘膜の保護機能が正常に働くようになりました。これは科学的にも証明されている効果です。
2. 大容量タンクで1日1回の給水でOK
タンク容量3.6Lにより、朝に給水すれば夕方まで持続。小型加湿器の頃は1日2回給水していたので、手間が半減しました。
リモートワークでは「作業の中断を最小限にする」ことが生産性向上の鍵。この点で非常に優秀です。
3. プラズマクラスター25000の安心感
シャープ独自の空気浄化技術「プラズマクラスター25000」搭載。以下の効果が期待できます:
- 浮遊ウイルスの作用抑制
- 浮遊カビ菌の除菌
- 付着したニオイの消臭
- 静電気の除電
特に冬場の感染症シーズンには、この技術があることで精神的な安心感があります。
4. 静音性が高く集中を妨げない
おやすみモードではほとんど音が気にならないレベル。Zoom会議中もマイクに乗ることはありません。
コンサル業では集中力が命。運転音が気にならないのは大きなメリットです。
5. 手入れが意外と簡単
月1回のフィルター掃除機がけと、週1回のタンク洗浄で済みます。「加湿空気清浄機は手入れが大変」というイメージがありましたが、実際はとても簡単です。
3年使用して感じる3つの気になる点
1. 本体サイズが大きい
高さ686mm、幅400mmとそれなりの存在感。ワンルームや狭い部屋では配置場所に悩むかもしれません。
私の場合は4枚モニター環境の脇に設置していますが、広めの作業部屋でちょうど良い感じです。
2. 電気代がそれなりにかかる
稼働時間: 1日約10時間(作業時間帯)
消費電力: 平均約20W(加湿モード)
1日の電気代: 約6.2円
年間電気代: 約2,263円(365日稼働)
リモートワーク環境維持コストとして考える必要があります。
今買うならKI-SX70がベスト!その理由を解説
ここからが重要なポイントです。私が使っているKI-NS70(2020年モデル)で十分満足していますが、今このモデルは生産終了で新品入手が難しくなっています。
そこで今購入を検討するなら、KI-SX70(2023年モデル)が最もおすすめです。
なぜKI-NS70は入手が難しいのか
- 2020年発売で既に5年経過
- 後継機が複数出ており生産終了
- Amazon等では在庫切れが多い
- 中古品しか選択肢がない場合も
同じ経験を求めて同じモデルを探すより、確実に入手できて性能も向上した後継機を選ぶ方が賢明です。
KI-SX70の5つの進化ポイント
| 項目 | KI-NS70(私の機種) | KI-SX70(推奨機種) |
|---|---|---|
| プラズマクラスター濃度 | 25000 | NEXT(50000) |
| 最大加湿量 | 700mL/h | 750mL/h |
| 本体サイズ | 幅400×奥行339×高さ686mm | 幅395×奥行265×高さ650mm |
| 待機時消費電力 | 約0.7W | 約0.5W |
| 価格(2025年11月時点) | 入手困難 | 約39,800円〜 |
| 発売時期 | 2020年9月 | 2023年9月 |
| 入手性 | 生産終了・在庫僅少 | 在庫豊富・入手容易 |
特に注目すべき進化点
1. プラズマクラスターNEXT搭載
濃度が2倍(25000 → 50000)になったことで、以下の効果がさらに向上:
- 付着タバコ臭の消臭スピード:約1.6倍
- 除電スピード:約5倍
私はプラズマクラスター25000で満足していますが、NEXTならさらに強力です。リモートワーク環境では、空気質の向上が集中力に直結します。
2. 加湿能力が7%アップ
750mL/hへの向上により、より広い部屋でも快適な湿度をキープ可能。私の作業部屋なら、さらに余裕のある運転ができます。
3. 本体がコンパクト化
特に奥行きが74mm減少(339→265mm)。設置スペースに余裕ができ、デスク周りの配置自由度が上がります。
4. 省エネ性能向上
待機時消費電力が約30%削減。24時間つけっぱなしでも電気代がさらに抑えられます。
5. 新品が確実に入手可能
これが最大のメリット。Amazonや楽天で在庫豊富、すぐに届きます。
さらに最新のKI-UX70(2025年)もあるが…
2025年9月に最新モデルKI-UX70が発売されました。KI-SX70との主な違いは:
- エアコン連動機能(業界初)
- 待機時消費電力のわずかな改善(0.5W→約0.4W)
- カラーバリエーション(ホワイトのみ)
しかし、価格差は約2万円以上(KI-SX70: 約39,800円 / KI-UX70: 約65,000円)
コスパで考えるとKI-SX70が圧勝
| 評価ポイント | KI-SX70 | KI-UX70 |
|---|---|---|
| プラズマクラスターNEXT | ◎ 搭載 | ◎ 搭載 |
| 加湿性能 | ◎ 750mL/h | ◎ 750mL/h |
| 空気清浄性能 | ◎ 31畳 | ◎ 31畳 |
| エアコン連動 | × なし | ◎ あり |
| 価格 | ◎ 約39,800円 | △ 約65,000円 |
| 入手性 | ◎ 在庫豊富 | ◎ 在庫豊富 |
| コスパ総合評価 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
エアコン連動機能は魅力的ですが、基本性能は同じ。2.5万円の価格差を考えると、KI-SX70で十分すぎる性能だと私は考えます。
★総合評価(KI-NS70使用経験より)
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 加湿性能 | ★★★★★ | タンク3.6Lで1日持続。喉の快適さが段違い。KI-SX70なら750mL/hでさらに強力 |
| 空気清浄性能 | ★★★★☆ | プラズマクラスター25000で安心感あり。KI-SX70のNEXTならさらに上 |
| 静音性 | ★★★★★ | おやすみモードは本当に静か。会議中も問題なし |
| 使いやすさ | ★★★★☆ | 給水・手入れは簡単。Wi-Fi設定がやや煩雑 |
| コスパ | ★★★★★ | 3年使用で健康維持。年間約2,200円の電気代は許容範囲。KI-SX70なら新品で安心 |
| デザイン | ★★★☆☆ | 機能美はあるが存在感大。KI-SX70はコンパクト化 |
総合評価: ★★★★☆(4.3 / 5.0)
3年使用のコスパ計算
導入コスト
- 購入価格(KI-NS70当時): 45,000円
- 参考価格(KI-SX70現在): 約39,800円
ランニングコスト(3年間・1日10時間稼働)
電気代
- 年間約2,263円 × 3年 = 6,789円
交換部品(必須)
- Ag+イオンカートリッジ: 2,970円(年990円×3回)
- タンクのヌメリ・ニオイ防止に必須
- 約1年ごとに交換
交換部品(任意)
- 使い捨てプレフィルター: 5,280円(年1,760円×3年)
- 月1回交換でメインフィルター保護
交換不要(3年間)
- プラズマクラスターユニット: 約6年持つため不要(※仕事中のみの使用のため。24時間使用なら2年に1度交換必要)
- 加湿フィルター: 約10年持つため不要
- 集じん・脱臭フィルター: 約10年持つため不要
総コスト(3年間)
購入価格(KI-SX70): 39,800円
電気代: 6,789円
Ag+イオンカートリッジ: 2,970円
使い捨てプレフィルター: 5,280円
総コスト: 54,839円
1日あたり: 約48円 1時間あたり: 約4.8円(1日10時間稼働)
まとめ:今買うならKI-SX70が最適解
この製品の最大の価値
加湿空気清浄機は、リモートワーカーにとって「見えない健康インフラ」です。
喉の快適さ、集中力の維持、感染症予防――これらすべてが「適切な湿度と清潔な空気」によって支えられています。私は3年間KI-NS70を使い続けて、その価値を実感しました。
個人的な体験総括
2022年の導入以来、喉のイガイガで会議を中断したことはゼロ。朝の喉の痛みもなくなり、1日の仕事開始がスムーズになりました。
健康管理は「予防」が最も効率的。加湿空気清浄機への投資は、まさに予防医学の実践だと考えています。
今購入するならKI-SX70を選ぶべき理由:
- 私の使用機種(KI-NS70)は生産終了で新品が入手しにくい
- KI-SX70はプラズマクラスターNEXT搭載で性能向上
- 加湿量750mL/hで私の機種より強力
- 本体がコンパクトで設置しやすい
- 価格は約38,000円とコスパ抜群
- 在庫豊富で確実に入手可能
- 最新機種より2万円以上安く、基本性能は同等
こんな方に特におすすめ:
- リモートワーク歴1年以上で喉のケアを重視する方
- 1日8時間以上自宅で作業する在宅ワーカー
- 健康投資に前向きな方
- 確実に入手できる新品を求める方
一緒に、快適で健康的なリモートワーク環境を作っていきましょう!


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