ロジクール MX ERGO レビュー|2年使用者が語る新モデルへの期待と完璧セットアップ

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疑心暗鬼から2年で完全移行!なぜ今MX ERGO Sをおすすめするのか

こんにちは、カイゼンパパです。

「トラックボールって本当に使いやすいの?」「普通のマウスで十分じゃない?」

2023年にロジクール MX ERGO(旧モデル)を購入するまで、私もそんな疑問を抱いていました。しかし2年使い続けた結果、もう普通のマウスには戻れない状況になっています。

そして2024年9月、待望の後継機「MX ERGO S」が発売されました。私はまだ旧モデルを使用中ですが、新モデルは旧モデルの数少ない不満点がすべて解消された、まさに完璧進化と言える製品です。

この記事では、2年間MX ERGO(旧モデル)を使い続けたITコンサルが、なぜ新モデルMX ERGO Sをおすすめするのかと、本当に快適なトラックボール環境の作り方をお伝えします。


実際に2年使用しているMX ERGO(旧モデル)と完璧セットアップの全体像
  1. なぜトラックボールに移行したのか
    1. 手首の疲労が限界に
    2. 最初の1週間は使いにくかった
  2. 2年使用して実感:トラックボール vs 普通のマウス
    1. トラックボールのメリット
      1. ✅ 圧倒的な疲労軽減効果
      2. ✅ 省スペース&場所を選ばない
      3. ✅ 精密操作に優れている
    2. トラックボールのデメリット
      1. ❌ 慣れるまでの学習コスト
      2. ❌ ゲーミング用途には不向き
      3. ❌ メンテナンスが必要
    3. 使い分けの現実
  3. 旧モデル2年使用の正直レビュー
    1. 2年使用して良かった点
      1. 手首の疲労が劇的に改善
      2. 作業効率が向上
      3. 省スペースでデスクがスッキリ
    2. 2年使用して感じた不満点
      1. micro-USB充電の不便さ
      2. 接続先が2台まで
      3. 会議中のクリック音
  4. なぜ今MX ERGO S(新モデル)をおすすめするのか
    1. 旧モデルの不満点がすべて解消
      1. 🔄 Type-C充電に対応
      2. 🔇 静穏クリック実現
      3. ⚡ 基本性能は旧モデルと同等
    2. 旧モデルユーザーからの買い替え評価
    3. 価格・購入情報
  5. 完璧セットアップ①:角度調整スタンドの重要性
    1. 標準角度では物足りなかった
    2. 追加スタンド導入の効果
      1. ✅ さらなる手首負担軽減
      2. ✅ 操作性の向上
      3. ✅ 安定性向上
  6. 完璧セットアップ②:ELECOM FITTIO マウスパッド
    1. トラックボールにマウスパッドは不要?
    2. ELECOM FITTIO MP-116BKの特徴
      1. ジェル内蔵リストレスト
      2. 高品質な表面素材
    3. 2年使用での耐久性レビュー
      1. ✅ ジェル素材の快適性
      2. ✅ 安定性の向上
      3. ✅ メンテナンス性
  7. 移行を迷っている方へのアドバイス
    1. トラックボール移行のハードル
      1. 心理的ハードル
      2. 実用的ハードル
    2. 2年使用者が教える移行成功のコツ
      1. 1週間は我慢する
      2. 段階的移行
      3. 適切な環境整備
  8. 他製品との比較
    1. MX MASTER 3Sとの使い分け
    2. 類似トラックボールとの比較
  9. 総合評価・まとめ
    1. 5段階評価
    2. こんな人に強くおすすめ
    3. 注意が必要な人
  10. 完璧セットアップの総投資額
  11. 最後に:2年使用者からの正直な感想

なぜトラックボールに移行したのか

手首の疲労が限界に

ITコンサルとして1日10時間以上PCに向かう生活で、手首の疲労が深刻な問題でした。

特に:

  • 長時間のマウス操作で手首が痛む
  • 肩こりが慢性化
  • デスクスペースが狭く、マウス操作が窮屈

「手にやさしい」というトラックボールの評判を聞き、半信半疑で導入を決意しました。

最初の1週間は使いにくかった

正直に告白すると、最初は「失敗した」と思いました

  • カーソルの微細操作が難しい
  • クリックのタイミングが合わない
  • ボールの動きに慣れない

しかし1週間も経たないうちに状況が一変。むしろトラックボールの方が使いやすくなり、今では完全にメイン使用です。

2年使用して実感:トラックボール vs 普通のマウス

実際に両方を使い分けている2年間の経験から、客観的な比較をお伝えします。

トラックボールのメリット

✅ 圧倒的な疲労軽減効果

  • 手首を動かさないため、腱鞘炎のリスクが大幅減少
  • 肩や腕の負担も軽減
  • 1日10時間の作業でも疲労感が全然違う

2年使用して実感:導入前は夕方になると手首が痛くなることが多かったですが、現在はほぼゼロです。

✅ 省スペース&場所を選ばない

  • デスクの狭いスペースでも快適操作
  • 膝の上でも操作可能

✅ 精密操作に優れている

  • ボールの微調整で精密なカーソル移動
  • 慣れると普通のマウスより正確

トラックボールのデメリット

❌ 慣れるまでの学習コスト

  • 初期の操作感に戸惑う
  • 範囲選択などの動作が最初は難しい
  • 約1週間の慣れ期間が必要

❌ ゲーミング用途には不向き

  • FPSゲームなど高速操作が必要な用途では劣る
  • 瞬間的な大きな移動が苦手

❌ メンテナンスが必要

  • ボール部分にホコリが溜まりやすい
  • 定期的な清掃が必要(月1回程度)

使い分けの現実

私の現在の使い分け

  • メイン作業(会社PC・プライベートPC):MX ERGO(旧モデル)
  • 妻がPC使用時:MX MASTER 3S(トラックボールは使いにくいとのこと)
  • タブレット・スマホ:MX MASTER 3S(接続先不足のため)

旧モデル2年使用の正直レビュー

実際に2年使用している旧モデル(MXTB1d)の状態

2年使用して良かった点

手首の疲労が劇的に改善

導入前後で明らかに疲労度が違います。夕方になっても手首の痛みがほとんどありません。

作業効率が向上

慣れると普通のマウスより早い操作が可能になりました。

特に:

  • 画面端から端への移動が瞬時
  • 精密な操作がしやすい
  • マルチタスク時の効率向上

省スペースでデスクがスッキリ

マウスを動かすスペースが不要で、デスク上の配置自由度が格段に上がりました。

2年使用して感じた不満点

micro-USB充電の不便さ

Type-Cが当たり前の現在、充電ケーブルの管理が煩雑です。

接続先が2台まで

会社PC、プライベートPC、タブレット、スマホと接続したい機器が多いため、2台制限は不便です。

会議中のクリック音

Web会議中にクリック音が気になることがあります。決して大きな音ではありませんが、静穏性に優れているに越したことはありません。

なぜ今MX ERGO S(新モデル)をおすすめするのか

旧モデルの不満点がすべて解消

私は現在も旧モデルを使用中ですが、新モデル「MX ERGO S」では旧モデルの不満点がすべて改善されています。

🔄 Type-C充電に対応

最大の不満点だった充電方式が改善。ケーブル管理が格段に楽になります。

🔇 静穏クリック実現

従来比80%のノイズカットを実現。会議が多い現在の働き方に最適です。

実際に打合せで新モデルを使っている同僚を見ましたが、クリック音が本当に静かで「これは良い改善だ」と実感しました。

⚡ 基本性能は旧モデルと同等

私が2年間愛用している優秀な操作感はそのまま継承されています:

  • 優秀なセンサー精度
  • 34mmの最適なボールサイズ
  • 角度調整機能
  • 最大70日間のバッテリー持続

旧モデルユーザーからの買い替え評価

買い替えるべきか?

正直なところ、旧モデルでも十分満足していますが、以下の条件に当てはまる方は買い替えを検討する価値があります:

会議が多い
Type-C環境に統一したい
より快適な環境を求めている

私自身も、次に買い替えるタイミングでは確実にMX ERGO Sを選びます。

価格・購入情報

MX ERGO S 価格情報(2025年8月現在)

  • 公式価格:19,580円(税込)
  • Amazon価格:約17,000-18,000円
  • 楽天価格:約17,500-18,500円

完璧セットアップ①:角度調整スタンドの重要性

標準角度では物足りなかった

MX ERGOには標準で角度調整機能がありますが、使用していく中でもっと角度をつけた方が楽だと気づきました。

そこで導入したのがサードパーティー製の「MX ERGO 角度調整スタンド」です。

追加スタンド導入の効果

✅ さらなる手首負担軽減

  • より自然な手首角度を実現
  • 長時間使用でも疲労感なし
  • 肩こりも軽減

✅ 操作性の向上

  • 親指でのボール操作がより自然に
  • 精密操作がしやすくなった

✅ 安定性向上

  • マウス本体がしっかり固定
  • 安定した操作環境

購入価格:約3,000円
使用期間:1年以上
効果:投資以上の価値あり

完璧セットアップ②:ELECOM FITTIO マウスパッド

ELECOM FITTIO マウスパッド単体の質感と形状

トラックボールにマウスパッドは不要?

「トラックボールはマウスパッド不要」とよく言われますが、リストレスト機能付きマウスパッドは別格です。

ELECOM FITTIO MP-116BKの特徴

ジェル内蔵リストレスト

  • 手首に優しいジェル素材
  • 適度な弾力で長時間快適
  • 疲労軽減効果が実感できる

高品質な表面素材

  • なめらかな操作感
  • 耐久性に優れた素材
  • 汚れにくく手入れも簡単

2年使用での耐久性レビュー

✅ ジェル素材の快適性

2年使用しても、ジェル部分のへたりはほとんどありません。手首を乗せた瞬間から違いが分かる快適さです。

✅ 安定性の向上

マウス自体の安定性も向上し、より集中して作業できます。

✅ メンテナンス性

定期的に水拭きするだけで、清潔な状態を維持できています。

価格:約3,500円
使用期間:2年
コスパ:非常に高い

移行を迷っている方へのアドバイス

トラックボール移行のハードル

心理的ハードル

  • 「慣れた環境を変えたくない」
  • 「学習コストが心配」
  • 「本当に効果があるのか不安」

実用的ハードル

  • 初期の操作慣れ
  • 価格(約2万円の初期投資)
  • メンテナンスの手間

2年使用者が教える移行成功のコツ

1週間は我慢する

最初の違和感は必ず通る道。私も最初は失敗したと思いましたが、1週間使い続ければ必ず慣れます。

段階的移行

  • 最初は軽い作業から
  • 慣れてきたら本格作業に
  • 完全移行まで焦らない

適切な環境整備

  • 角度調整を必ず試す
  • リストレストの活用
  • 定期メンテナンスの習慣化

他製品との比較

MX MASTER 3Sとの使い分け

MX MASTER 3Sも優秀なマウスですが、用途が異なります:

MX ERGO(トラックボール)が優位

  • 長時間のデスクワーク
  • 疲労軽減重視
  • 精密作業

MX MASTER 3Sが優位

  • 持ち運び重視
  • ゲーミング用途
  • トラックボール慣れしていない人

私は現在、接続先の関係でMX MASTER 3Sも併用していますが、メイン作業は圧倒的にトラックボールの方が快適です。

類似トラックボールとの比較

エレコム製トラックボール

  • 価格は安い
  • ただし耐久性・精度でロジクールが優位

Kensington製

  • プロ仕様で高性能
  • 価格が高く(3万円超)、一般用途にはオーバースペック

総合評価・まとめ

5段階評価

作業効率性:★★★★★(5/5)
疲労軽減効果:★★★★★(5/5)
コストパフォーマンス:★★★★☆(4/5)
初心者向け度:★★★☆☆(3/5)
総合満足度:★★★★★(5/5)

こんな人に強くおすすめ

長時間デスクワークをする人
手首・肩の疲労に悩んでいる人
デスクスペースが限られている人
作業効率を向上させたい人
Web会議が多い人(新モデルの静穏性)

注意が必要な人

ゲーミングメインの人
頻繁に持ち運びする人
初期投資を抑えたい人

完璧セットアップの総投資額

MX ERGO S:約18,000円
角度調整スタンド:約3,000円
ELECOMマウスパッド:約3,500円
合計:約24,500円

一見高額に思えますが、毎日使う作業環境への投資として考えれば、十分に価値のある金額です。

最後に:2年使用者からの正直な感想

トラックボールマウスへの移行は、私の作業環境を根本的に改善してくれました

最初の疑心暗鬼から始まって、今では「なぜもっと早く導入しなかったのか」と思うほどです。

特にITコンサルとして長時間PC作業をする私にとって、疲労軽減効果は計り知れない価値があります。

私自身はまだ旧モデルを使用中ですが、MX ERGO Sは旧モデルの数少ない不満点を解消した完璧進化モデルです。これからトラックボールを始める方には、迷わず新モデルをおすすめします。

角度調整スタンドとマウスパッドを含む完璧セットアップで、ぜひ究極の作業環境を体験してみてください。


一緒に作業環境をカイゼンしていきましょう!


カイゼンパパのプロフィール

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