「本物のリモコンを取られたくない!」
多くの親が直面するこの悩み。1歳前後の子どもは、なぜかリモコンに強い興味を示し、何度取り上げても諦めません。そんな時、救世主として我が家にやってきたのが「ディズニー Dear Little Hands いっぱいおしゃべりまねっこリモコン ミッキー&フレンズ」でした。
2024年4月に購入し、現在まで18ヶ月間使い続けています。コンサルとして子どもの発達を観察・分析する視点から、このおもちゃが娘の成長に与えた影響を詳しくレビューします。
娘は見立て遊びが好きで、このリモコンも最初は単なる音が出るおもちゃから、次第に本物の電話として使うようになりました。その発達過程を記録として残したいと思います。
基本情報・商品概要

商品詳細
商品名: ディズニー Dear Little Hands いっぱいおしゃべりまねっこリモコン ミッキー&フレンズ
メーカー: タカラトミー
対象年齢: 6ヶ月以上
価格: 約1,500円(税込)
サイズ: 65×32×140mm
重量: 91g
電源: 単3電池×2本(別売り)
主な機能
- 9種類のディズニーキャラクターボイス
- 英語・数字・色の学習機能
- LEDライトによる光る演出
- 音量調整機能(2段階)
- 60種類以上の音声パターン
こんな人におすすめ
✅ 本物のリモコンを触りたがる子どもがいる
✅ 英語に親しませたい
✅ 見立て遊びを促したい
✅ ディズニーキャラクターが好き
✅ 壊れにくいおもちゃを探している
18ヶ月間の使用体験・成長記録
購入理由と初期の反応
2024年4月に購入しました。きっかけは、テレビのリモコンを頻繁に触りたがり、取り上げると激しく泣くことでした。
当時はまだアンパンマンへの興味も薄く、ディズニーキャラクターの可愛らしさに惹かれてこの商品を選択しました。
購入直後の反応:
- ボタンを押すと音が出ることに興味津々
- 特にドナルドダックの声に大興奮
- まだ「電話」という概念は理解していない段階
発達段階別の遊び方変化
第1段階:単純な音遊び(購入後4ヶ月間)
最初の4ヶ月は、ただボタンを押して音を楽しむだけでした。特に好きだったのは:
- 数字ボタンを連続で押す
- 音量ボタンでの音の変化を楽しむ
- LEDライトが光ることへの興味
第2段階:模倣行動の開始(8ヶ月目頃〜)
保育園で「もしもし」を覚えてきた頃から、劇的な変化が起きました:
- リモコンを耳に当てて「もしもし」と言うように
- 親のスマートフォンと交互に使う遊びを開始
- 電話をかける真似事を始める
第3段階:本格的見立て遊び(1年経過後〜現在)
現在では、完全に「電話」として認識して遊んでいます:
- 「電話!」と言って使用
- パパやママに実際のスマートフォンを持たせて、電話ごっこ
- 電話での会話を模倣(「もしもし」「元気?」「ばいばい」など)
他の子どもの反応・口コミ分析
ポジティブな口コミ
Amazon・楽天レビューより(4.2/5.0の評価):
- 「8ヶ月の息子が夢中になって遊んでいます」
- 「本物のリモコンを触らなくなりました」
- 「ドナルドの声が可愛くて親も楽しい」
- 「2歳でも飽きずに使っています」
- 「LEDライトが綺麗で子どもが喜ぶ」
気になる点の口コミ
- 「音がやや大きめ(音量調整あり)」
- 「電池の消耗がやや早い」
- 「ボタンが小さめで1歳前半には難しい」
年齢別使用感
- 6ヶ月〜1歳: 握って振る、音を楽しむ
- 1歳〜1歳半: ボタン押し、光る演出に興味
- 1歳半〜2歳: 模倣行動、見立て遊びの開始
- 2歳以上: 本格的な電話ごっこ、英語学習
詳細レビュー・メリット
良い点
1. 発達段階に応じた長期使用可能性
18ヶ月使用して最も実感するのは、子どもの成長と共に遊び方が進化することです。単純な音遊びから見立て遊びまで、長期間飽きずに使用できます。
2. 本物のリモコン離れ効果
導入後、本物のテレビリモコンへの興味が明らかに減少しました。これは多くの親御さんが実感されている効果だと思います。
3. 見立て遊び発達の促進
電話という身近な道具の模倣から、コミュニケーション能力や想像力の発達を促進します。見立て遊びは重要な発達段階で、想像力や創造性を育む大切な活動です。
4. 英語への自然な親しみ
「One, Two, Three」「Red, Blue, Yellow」など、遊びながら英語に触れられます。娘も「ワン、ツー」と言いながら遊んでいます。
5. 頑丈な設計
18ヶ月間、落下や投げつけにも耐えており、故障知らずです。91gと軽量で、子どもが持ちやすい設計も評価できます。
気になる点・デメリット
1. 電池消耗の早さ
LEDライトと音声機能により、電池消耗はやや早めです。月1回程度の交換が必要です。
2. 音量設定の微調整困難
2段階の音量調整ですが、「小」でも住宅環境によっては大きく感じる場合があります。
3. 1歳前半には操作が難しい
6ヶ月からが対象年齢ですが、実際に上手に遊べるようになるのは1歳過ぎからだと感じます。
他社製品との比較
アンパンマン vs ディズニー
アンパンマン おしゃべりリモコン:
- 価格:約2,200円
- キャラクター:アンパンマン系
- 機能:類似
当時の選択理由: 購入当時(2024年4月)は、娘がまだアンパンマンにそれほど興味を示していませんでした。ディズニーキャラクターの多様性(ミッキー、ドナルド、グーフィーなど)と、英語学習機能の充実度でディズニー版を選択しました。
現在なら選択が変わるかも: ただし、現在娘はアンパンマンが大好きになっています。今購入するとしたら、アンパンマン版も十分に検討すると思います。
学習効果の比較
他の知育リモコンと比較して、このディズニー版は:
- キャラクターボイスの豊富さ(9種類)
- 英語学習要素の充実
- LEDライトによる視覚的刺激
この3点で優位性があると感じます。
★総合評価
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 長期使用性 | ★★★★★ | 18ヶ月間飽きずに使用、成長と共に遊び方が進化 |
| 発達促進効果 | ★★★★★ | 見立て遊びの発達に大きく貢献、コミュニケーション能力向上 |
| 英語学習効果 | ★★★★☆ | 自然に英語に触れられるが、本格的学習には限界あり |
| 耐久性 | ★★★★★ | 18ヶ月間の使用で故障なし、投げても壊れない頑丈さ |
| コストパフォーマンス | ★★★★☆ | 約1,500円で18ヶ月以上使用、電池代を考慮しても良好 |
| 使いやすさ | ★★★★☆ | 軽量で持ちやすいが、1歳前半には少し難しい |
総合評価:4.5/5.0
使用上の注意点・アドバイス
効果的な使用方法
- 段階的な遊び方の提案
- 最初は音を楽しむところから
- 「もしもし」の真似を促す
- 具体的な相手を想定した電話ごっこへ
- 親の関わり方
- 一緒に電話ごっこをする
- 英語の発音を一緒に練習
- キャラクターの名前を教える
- 安全面での配慮
- 定期的な電池残量チェック
- 破損がないかの確認
- 小さい兄弟がいる場合の管理
まとめ
この商品の最大の価値
「ディズニー Dear Little Hands いっぱいおしゃべりまねっこリモコン」の最大の価値は、単なるおもちゃを超えた発達促進ツールとしての機能です。18ヶ月間の観察を通して、娘の見立て遊び能力やコミュニケーション能力の向上を実感しています。
個人的な体験総括
購入当初は「本物のリモコンを触らせないため」という単純な目的でしたが、結果的に娘の重要な発達段階をサポートする貴重なアイテムとなりました。特に保育園で「もしもし」を覚えてきた頃からの急激な変化は、見立て遊びの重要性を改めて認識させてくれました。
特に推奨したい方:
- 1歳〜2歳半の子どもがいるご家庭
- 見立て遊びを促進したい親御さん
- 英語教育に興味がある家庭
- ディズニー好きのお子さん
購入時期による選択の違い: ただし、お子さんの好みも考慮することをおすすめします。アンパンマン好きなら、アンパンマン版も十分に魅力的だと思います。
約1,500円という価格で18ヶ月以上の長期使用ができ、子どもの発達に明確な効果が見られるこの商品は、投資価値の高い知育玩具だと確信しています。
一緒に子どもの見立て遊びを育んでいきましょう!


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