「哺乳瓶の消毒、もっと楽にならないかな…」
新生児育児が始まると、1日に何度も繰り返される哺乳瓶の洗浄と消毒。特に生後3~4ヶ月までは免疫力が弱いため、しっかりとした消毒が必要です。
ミルトンなどの薬液消毒を使っていた私ですが、1日に何度も哺乳瓶を使うため、手間とコストがかかることに悩んでいました。
そんな時に出会ったのが、コンビの「除菌じょーず」。電子レンジで5分、水だけで除菌できるこの製品が、育児の負担を大きく軽減してくれました。
約2年前に長女が生まれた時に購入し、現在2歳と0歳の二人の娘の育児で活躍した除菌じょーず。今回は、育児グッズシリーズとして、約2年使用した実体験レビューをお届けします。
コンビ 除菌じょーずを購入したきっかけ
生後3~4ヶ月までは哺乳瓶の消毒が必須
新生児は免疫力が弱いため、生後3~4ヶ月頃までは哺乳瓶の消毒が推奨されています。
当時の状況:
- 1日に6~8回の授乳
- 母乳とミルクの混合育児
- 哺乳瓶は2~3本をローテーション
- ミルトン(薬液消毒)を使用中
ミルトンの課題:
- 消毒に約1時間かかる
- 専用液を定期的に購入する必要がある(月約1,500円)
- 容器が場所を取る
- 1日に何度も使うと、哺乳瓶が足りなくなる
特に困ったのが、哺乳瓶が足りなくなること。消毒に1時間かかるため、授乳の回数が多いと、洗った哺乳瓶をすぐに使いたくても使えない状況が発生しました。
電子レンジ消毒という選択肢
友人から「電子レンジで消毒できる商品があるよ」と聞き、調べてみたところ、コンビの「除菌じょーず」を発見。
購入の決め手:
- 電子レンジで5分で消毒完了
- 水だけでOK、ランニングコスト不要
- 1日に何度でも使える
水と電子レンジのみで消毒できる手軽さが購入の決め手でした
コンビ 除菌じょーずの基本情報

製品スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | コンビ 電子レンジ除菌&保管ケース 除菌じょーず |
| カラー | バニラ(ホワイト)、カスタード(イエロー)など |
| サイズ | W25.5×D20.5×H14.5cm |
| 重量 | 約580g |
| 材質 | ポリプロピレン |
| 対応電子レンジ | 500~700W |
| 消毒時間 | 5分(500W)、3分(700W) |
| 容量 | 哺乳瓶3本まで |
| 価格 | 約2,500円~3,500円 |
主な特徴
1. 水だけで除菌 専用液や薬剤は不要。水だけで99.9%の除菌効果。
2. 5分で完了 電子レンジで5分加熱するだけ。煮沸やミルトンより圧倒的に早い。
3. 保管ケースとしても使用可能 除菌後、そのまま保管ケースとして保管できる。
4. 哺乳瓶3本まで対応 大きめのサイズで、哺乳瓶3本、乳首、キャップなどを一度に消毒可能。
5. 計量カップ付き 必要な水の量(50ml)を測れる計量カップが本体に内蔵。
こんな人におすすめ
✅ 1日に何度も哺乳瓶を使う方
✅ ミルトンのランニングコストが気になる方
✅ 消毒を手軽に素早く済ませたい方
✅ 薬液の匂いが苦手な方
✅ 電子レンジがある家庭
使ってわかった良い点
1. 圧倒的な時短効果
これが最大のメリットです。
| 消毒方法 | 所要時間 |
|---|---|
| 除菌じょーず(電子レンジ) | 5分 |
| ミルトン(薬液) | 約1時間 |
| 煮沸消毒 | 約10~15分 |
電子レンジで5分加熱するだけなので、洗ってから10分以内に使えるのが非常に便利です。
実際の使用シーン:
- 朝の忙しい時間でもすぐに消毒完了
- 授乳の間隔が短い新生児期でも対応可能
- 夜中の授乳でも待ち時間が短い
2. ランニングコストがかからない
水だけで除菌できるため、ランニングコストがほぼゼロです。
コスト比較(月額):
- 除菌じょーず: 電気代のみ(約30円)
- ミルトン:約1,500円(専用液)
- 煮沸:ガス代/電気代(約100円)
3. 1日に何度でも使える
ミルトンは1日1回の液交換が必要ですが、除菌じょーずは1日に何度でも使えます。
新生児期の使用頻度:
- 1日6~8回の授乳
- 1日に3~4回、除菌じょーずを使用
- 哺乳瓶が足りなくなる心配がない
4. 保管ケースとしても優秀
除菌後、フタを閉めたまま保管すれば、清潔に保管できます。
便利なポイント:
- 外出先から帰ってきてもすぐ使える
- ホコリや汚れから守れる
- 専用の保管場所が不要
5. 薬液の匂いがない
ミルトンは独特の塩素臭がありますが、除菌じょーずは水だけなので無臭です。
気にならないメリット:
- 赤ちゃんが嫌がらない
- 部屋に匂いが残らない
- すすぎ不要
6. 姉妹で使っても壊れない耐久性
約2年前に購入し、長女と次女の二人分で使用していますが、特に破損や劣化はありません。
使用頻度:
- 長女の時:1日5~6回×4ヶ月 = 約600回
- 次女の時:1日5~6回×4ヶ月 = 約600回
- 合計:約1,200回以上使用
本体もフタも丈夫で、長期使用に耐える品質です。
気になる点・デメリット
1. 加熱直後は非常に熱い
電子レンジから取り出した直後は、本体もフタも非常に熱いです。
以下のように注意をしながら使用する必要があります:
- 中身は素手では触れないため、横の取っ手部分を持って取り出す
- 横の取っ手部分を持ちながら左右に傾けて水を捨てる
- 冷めるまで5~10分待つ
2. 電子レンジが必要
当たり前ですが、電子レンジがない家庭では使えません。
また、以下の制約もあります:
- 電子レンジのサイズによっては入らない
- 庫内が汚れていると哺乳瓶に匂いが移る
- 他の調理と同時にはできない
3. 一度に3本までしか入らない
哺乳瓶を4本以上持っている場合、溜め込むと一度に全部は消毒できません。
対策:
- 2回に分けて消毒する
- ミルトンと併用する
- 哺乳瓶の本数を3本以内にする
我が家では電子レンジでチンするだけで手軽だったので、溜めこむことはせずに使うたびに都度消毒していました。
4. 電子レンジ対応の哺乳瓶が必要
一部の哺乳瓶は電子レンジ非対応です。
購入前に確認:
- ガラス製の哺乳瓶:ほとんどOK
- プラスチック製:電子レンジ対応表示を確認
- 金属部品がある製品:NG
哺乳瓶消毒方法の比較
除菌じょーず vs ミルトン vs 煮沸
| 項目 | 除菌じょーず | ミルトン | 煮沸 |
|---|---|---|---|
| 所要時間 | 5分 | 約1時間 | 10~15分 |
| 手間 | 簡単 | 普通 | やや手間 |
| ランニングコスト | ほぼゼロ | 月約1,500円 | ほぼゼロ |
| 1日の使用回数 | 何度でもOK | 1回(液交換) | 何度でもOK |
| 必要なもの | 電子レンジ、水 | 専用容器、専用液 | 鍋、水 |
| 除菌効果 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 火傷リスク | あり(加熱直後) | なし | あり(熱湯) |
除菌じょーずが優れている点:
- 時短効果が圧倒的
- ランニングコストがかからない
- 1日に何度でも使える
ミルトンが優れている点:
- 熱で除菌できない菌も除菌可能
- 火傷のリスクがない
- 放置しておけば自動で完了
煮沸が優れている点:
- 特別な道具が不要
- ランニングコストゼロ
- 昔ながらの確実な方法
★総合評価:コンビ 除菌じょーず
約2年使用した実体験から、6項目で評価します。
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 時短効果 | ★★★★★ | 5分で完了。1時間かかるミルトンと比べて圧倒的に早い |
| コスパ | ★★★★★ | 初期費用3,000円のみ。約2年で32,000円節約できた |
| 使いやすさ | ★★★★★ | 水を入れてレンジでチン。誰でも簡単に使える |
| 耐久性 | ★★★★★ | 1,200回以上使用しても壊れない。二人目でも使える |
| 安全性 | ★★★★☆ | 加熱直後は非常に熱いため、火傷に注意が必要 |
| 除菌効果 | ★★★★☆ | 99.9%除菌。ただし熱で除菌できない菌には対応不可 |
総合評価: ★★★★★(4.7 / 5.0)
時短効果、コスパ、使いやすさのすべてにおいて満足度が高い。1日に何度も哺乳瓶を使う家庭に、自信を持っておすすめできる製品です。
まとめ:時短とコスパを両立した哺乳瓶消毒
「もっと早く買えばよかった」
コンビ 除菌じょーずを使い始めて、この言葉が何度も頭に浮かびました。
この商品の最大の価値は、時短とコスパを両立していることです。
電子レンジで5分、水だけで除菌完了。1日に何度でも使えて、ランニングコストはほぼゼロ。約2年間で32,000円の節約になり、時間的にも金銭的にも大きなメリットがありました。
個人的な体験総括:
- 約2年、1,200回以上使用しても壊れない耐久性
- 二人目の育児でも活躍中
- 初期費用3,000円でミルトン購入代32,000円を節約
こんな方に特におすすめ:
- 1日に何度も哺乳瓶を使う方
- ミルトンのランニングコストが気になる方
- 消毒を手軽に素早く済ませたい方
- 電子レンジがある家庭
- 二人目以降も考えている方
一緒に、育児の負担を少しでも軽くしていきましょう!


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