「外出時、小さめの充電器1台で完結したい…」
ITコンサルとして仕事をしていると、PC・スマホ・タブレットの3台を常に持ち歩く日常が当たり前になっていました。出張先のホテル、クライアント先の会議室、カフェでの作業――どこでも「コンセントが足りない」「充電器が複数必要でカバンが重い」という小さなストレスが積み重なっていました。
そこで2024年4月に導入したのが、Anker 737 Charger(GaNPrime 120W)です。あれから1年8ヶ月、2025年12月の今も毎日使い続けています。結論から言えば、「3台同時充電」という生産性向上には120%満足しています。ただし、1つだけ「これは設計上の限界かな」と感じる点もありました。
今回は、実際に20ヶ月使った経験をもとに、Anker 737の真の実力と、購入前に知っておくべき注意点を包み隠さず解説します。
基本情報:Anker 737 Charger(GaNPrime 120W)とは?

製品概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Anker 737 Charger(GaNPrime 120W) |
| 価格 | 9,990円(セール時)~12,990円 |
| 発売日 | 2022年8月29日 |
| サイズ | 約80×43×32mm |
| 重量 | 約187g |
| ポート構成 | USB-C×2、USB-A×1 |
| 最大出力 | 120W(USB-C単ポート時100W) |
| 対応規格 | USB Power Delivery 3.0、PowerIQ 4.0 |
なぜこの製品を選んだのか?
私がこの充電器を選んだ理由は、以下の3つでした:
- 「120W」という余裕ある出力
PC(最大65W)を充電しながら、スマホ・タブレットも急速充電できるスペック。 - 3ポート構成の絶妙なバランス
USB-C×2とUSB-A×1という構成が、現在のデバイス環境(Type-C移行期)にちょうどいいと判断。 - Anker製品への信頼
以前からAnker製品 を自宅で愛用しており、Ankerの製品品質と安全性を信頼していました。
1年8ヶ月の使用実績:どんなシーンで使っているか?
【シーン①】出張時の「これ1台持ち」運用
出張時には、Anker 737だけを持っていけば全デバイスの充電が完結します。
充電構成例:
- USB-C①:会社用PC(最大65W)
- USB-C②:Galaxy Z Fold7(最大25W)
- USB-A:会議用イヤホン Jabra Elite 4 Active
ホテルの部屋でこの1台を壁コンセントに挿すだけで、翌朝には全デバイスがフル充電。ケーブル3本だけ持てばいいという身軽さは、出張の多いビジネスパーソンには大きなメリットです。
【シーン②】クライアント先の会議室での「複数PC同時充電」
クライアント先の会議室で、コンセントが1つしかない状況は珍しくありません。そんなとき、Anker 737が真価を発揮します。
実際のケース:
- 複数人でのブレストミーティング中、PCバッテリーが残り20%以下に。
- 壁コンセントが人数分無い。
- Anker 737が1台で2つのPCに給電可能なため必要なコンセント数が減る。
- 会議を中断せずに全員充電完了。
「コンセント1つで複数台のPCを充電できる」という安心感は、会議の生産性を守る上で非常に重要でした。
【シーン③】カフェでの作業時の「スマート充電」
カフェで仕事をする際、座席のコンセントが1つしかないことがほとんどです。Anker 737なら、PC作業中にスマホとタブレットも同時に充電できます。
Before:
- PCを充電 → バッテリーが溜まったらスマホに切り替え → 交互に充電(非効率)
After:
- 3台同時に充電しながら作業(作業中断なし)
良かった点:「3台同時充電」は期待以上の快適さ
① 120Wの余裕ある出力が生む「充電待ちゼロ」
最大65WでPCをフル充電しながら、スマホやタブレット、イヤホンなどが急速充電できる余裕が素晴らしいです。「どれかが遅くなる」というストレスがありません。
② 故障ゼロの信頼性(20ヶ月間)
2024年4月の購入以来、一度も故障や不具合は発生していません。頻繁にカバンに入れて持ち運び、ホテルや会議室で抜き差しを繰り返していますが、プラグの緩みや接触不良も皆無です。
③ GaN技術による「小型・軽量」設計
従来の120W級充電器と比べて約30%小型化されており、カバンの中でかさばりません。ただし、「超コンパクト」とは言えない点は後述します。
④ PowerIQ 4.0による賢い電力配分
接続したデバイスを自動認識し、最適な電力配分を自動で行う機能が便利です。特に意識せず挿すだけで、適切に充電が開始されます。
唯一の不満:「壁コンセント使用時のたわみ」が見た目に気になる
この充電器には、1つだけ気になる点があります。
【現象】本体が長く重いため、壁コンセントに挿すと「たわむ」

本体サイズ:約80mm(奥行)×43mm(幅)×32mm(高さ)
重量:約187g
この「80mmの奥行」と「187gの重量」が、壁コンセント使用時に以下の現象を引き起こします:
- 本体の自重で下向きに傾く
壁に垂直に挿すと、時間が経つにつれて本体が下に傾き、見た目にやや不安定に見えます。 - 3本のケーブルを挿すと、さらに引っ張られる
USB-C×2とUSB-A×1に太めのケーブルを挿すと、その重みでさらに下方向に力がかかり、視覚的に「大丈夫かな?」と感じる瞬間があります。
【重要】実害はないが、見た目が気になる
Web上のレビューを調査した結果、この「たわみ」について同様の指摘が複数見つかりました:
- 「壁コンセントに刺すとだんだん抜けてくる」
- 「重いので壁付けコンセントには向かない」
- 「縦長の重量で垂れ下がる場合がある」
- 「若干長細いので重みで少し下がります」
ただし、実際に充電が止まったり、抜け落ちたりといった実害の報告はほとんどありません。
私自身も1年8ヶ月使用していますが、充電が中断したことは一度もなく、実用上は全く問題ありません。それでも、壁に挿さっている充電器がやや傾いている光景を見ると、「ちょっと残念だな」という気持ちになるのは事実です。
【解決策】気になるなら、こうすれば完璧
もし見た目が気になる場合は、以下の方法で解消できます:
方法①:電源タップや延長コードを使う
壁コンセントではなく、床置きの電源タップに挿すことで、たわみの影響を完全に回避できます。私は出張先ではこの方法を使っています。
方法②:横向きのコンセントを選ぶ
壁面に対して横向き(水平方向)に挿せるコンセントなら、重力の影響を受けにくくなります。
方法③:そのまま使う(実害はないため)
実用上問題がないため、気にせずそのまま使うのも一つの選択です。私もカフェなどでは壁コンセント直挿しで使っていますが、充電は正常に完了しています。
【結論】「見た目」以外は完璧な充電器
この「たわみ」は、120W級の高出力を小型化した結果の、ある意味避けられない設計上のトレードオフだと考えています。
- 実害:なし(充電は正常に完了する)
- 見た目:やや気になる(傾いて見える)
- 対策:簡単(電源タップを使えば解決)
「充電性能」と「携帯性」を優先するなら、この程度の見た目の問題は十分に許容できる範囲です。私自身、この1年8ヶ月で「たわみのせいで買い替えたい」と思ったことは一度もありません。
総合評価
| 評価項目 | ★評価 | コメント |
|---|---|---|
| 充電性能 | ★★★★★ | 120Wの余裕ある出力で、PC・スマホ・タブレット3台を急速充電。実用上まったく問題なし。 |
| 耐久性 | ★★★★★ | 1年8ヶ月、毎日持ち運んでも故障ゼロ。Ankerの品質は伊達じゃない。 |
| 携帯性 | ★★★★☆ | 従来比30%小型化は評価できるが、187gは「軽い」とは言えない。ただし120W級としては優秀。 |
| 使いやすさ | ★★★★★ | PowerIQ 4.0による自動認識が便利。挿すだけで最適充電が始まる。 |
| コストパフォーマンス | ★★★★★ | 9,990円で3台同時急速充電+24ヶ月保証は非常にコスパが高い。 |
| デザイン・設計 | ★★★★☆ | 壁コンセント使用時のたわみ問題はマイナス。ただし電源タップ使用なら問題なし。 |
総合評価:★★★★☆(4.7/5.0)
総評:「3台同時充電」を求めるなら、これ一択
Anker 737 Charger(GaNPrime 120W)は、複数デバイスを日常的に使うビジネスパーソンにとって、ほぼ完璧な充電器です。唯一の弱点である「壁コンセント使用時のたわみ」も、電源タップを使えば完全に解消できます。
「出張時の荷物を減らしたい」「会議室のコンセント不足を解決したい」「充電ストレスから解放されたい」――そんな人には、自信を持っておすすめできる1台です。
こんな人におすすめ / おすすめしない
✅ こんな人におすすめ
- PC・スマホ・タブレットなど3台以上を日常的に使う人
- 出張や外出先での充電環境を整えたい人
- 会議室やシェアオフィスで複数PCを充電する機会がある人
- Anker製品の品質を信頼している人
- 電源タップを使うことに抵抗がない人
❌ こんな人にはおすすめしない
- デバイスが1~2台しかない人(オーバースペック)
- 壁コンセント直挿しにこだわる人(たわみ問題が気になる可能性)
- とにかく軽量な充電器を求める人(187gは軽くはない)
- 予算を5,000円以下に抑えたい人
まとめ:1年8ヶ月使って確信した「これは手放せない相棒」
Anker 737 Charger(GaNPrime 120W)を導入してから、「充電」という行為に対するストレスがほぼゼロになりました。
- 出張時の荷物が減り、カバンが軽くなった。
- 会議室での「コンセント不足」という小さな焦りから解放された。
- カフェ作業中も3台同時充電で作業が中断しない快適さを得た。
唯一の不満である「壁コンセント使用時のたわみ」も、電源タップを使う運用にしてからは完全に問題なしです。むしろ、20ヶ月間一度も故障しないという信頼性が、この製品の真の価値だと実感しています。
「複数デバイスを使う生活」をしているなら、これは間違いなく投資する価値があります。
「充電器にこだわる」という選択が、毎日の小さなストレスを確実に減らしてくれる。
その事実を、この1年8ヶ月の経験で確信しました。
一緒に、快適な充電環境を作っていきましょう!


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