22万円チェアにオットマンは必要?AKRacing導入1年半レビュー

リモートワーク
オットマンレビュー 22万円のチェアをさらに快適に独立フットレスト

「22万円もする椅子を買ったのに、まだ足りないものがあるの?」

コンテッサセコンダ購入と同時にAKRacing オットマンを導入した2024年2月。家族からそう言われた時、正直私も半信半疑でした。しかし、椅子付属のフットレストに限界を感じていた過去の経験から、「独立したオットマン」という選択をしたのです。

1年半使い込んだ結果、この判断は大正解でした。高級オフィスチェアをさらに快適にする「最後のピース」として、想像以上の効果を発揮しています。

作業環境シリーズとして、今回はコンテッサセコンダとの組み合わせで真価を発揮するオットマンについて詳しくレビューします。

AKRacing オットマン 基本情報

製品概要

AKRacing ゲーミングチェア オットマン
項目詳細
製品名AKRacing ゲーミングチェア オットマン フットレスト
メーカーAKRacing(エーケーレーシング)
購入時期2024年2月(コンテッサセコンダと同時)
価格約15,000円(税込)
サイズ幅650×奥行650×高さ321~391mm
座面サイズ幅500×奥行440×厚さ11mm
重量約9kg
材質PUレザー(張地)、高反発モールドウレタン(クッション)

こんな人におすすめ

  • 高級オフィスチェアを使用中の方:コンテッサセコンダ等との組み合わせ
  • 椅子付属フットレストに不満がある方:可動性・位置調整の自由度を重視
  • 長時間デスクワークをする方:足の疲労軽減・血行促進効果を求める
  • リクライニング時の快適性を追求する方:完全にフラットな姿勢を実現

なぜ独立オットマンを選んだのか

前椅子のフットレスト問題

コンテッサセコンダ導入前は、足置き付きの安価なオフィスチェアを使用していました。

椅子付属フットレストの限界:

  • 固定位置の制約:椅子の座面下に収納される構造で、理想的な位置に調整困難
  • 可動範囲の狭さ:上下角度の調整のみで、前後・左右の微調整ができない
  • 耐久性の問題:可動部分が故障しやすく、ガタつきが発生
  • 収納時の邪魔さ:使わない時でも椅子下に突出して足元を圧迫

独立オットマン選択の理由

1. 位置調整の完全な自由度 椅子から独立しているため、最適な位置を自由に設定可能

2. 耐久性の向上 単独構造により、椅子の可動部分に影響されない安定性

3. 多目的活用 足置きとしてだけでなく、簡易椅子としても使用可能

4. ブランド統一感の回避 あえて違うメーカーを選ぶことで、機能性を最優先

1年半使用した実体験レビュー

コンテッサセコンダとの組み合わせ効果

理想的なポジショニング

従来の課題

  • コンテッサセコンダ単体:足がぶら下がった状態での長時間作業
  • 血行不良による足のむくみ・疲労感の蓄積

オットマン導入後の改善

  • 膝下から足首まで自然な角度でサポート
  • 足全体の血行促進による疲労軽減効果
  • リクライニング時の完璧な水平姿勢を実現

高さ調整機能の威力

321~391mmの昇降範囲

  • コンテッサセコンダの座面高に合わせた精密調整
  • 作業姿勢とリラックス姿勢での使い分け
  • 体格や好みに応じた柔軟な対応

日常使用での実感効果

1. 疲労軽減の数値化

Before(オットマンなし)

  • 夕方(16時頃):足のむくみ・重だるさを実感
  • 終業時(18時):立ち上がり時の足の痛み
  • 週末:足の疲労回復に半日程度必要

After(オットマン使用)

  • 夕方:むくみ感が60%減少
  • 終業時:立ち上がりがスムーズ
  • 週末:疲労感がほぼ持ち越されない

2. 作業集中力への影響

集中維持時間の延長

  • 足の不快感による注意散漫の解消
  • 2-3時間の連続作業が快適に継続可能
  • リクライニング休憩時のリフレッシュ効果向上

3. リクライニング時の快適性

フラットな姿勢の実現

  • コンテッサセコンダ最大116°+オットマン併用
  • 仮眠時の体全体サポート
  • 15分の仮眠で高いリフレッシュ効果

使用上の発見・工夫

ストッパーキャスターの活用

固定機能の重要性

  • 理想的な位置決定後のキャスターロック
  • 無意識の足の動きでもオットマンが移動しない安定性
  • デスク下での定位置キープ

簡易椅子としての実用性

予想以上の活用シーン

  • Web会議中の足元リラックス
  • 来客時の補助椅子(耐荷重150kg)
  • 書類整理時の低い作業台として

長期使用で判明した優れた点

1. 高反発モールドウレタンの耐久性(★★★★★)

1年半経過時点の状態

  • クッションのへたりは一切なし
  • 初期の反発力を完全に維持
  • 毎日8時間使用でも品質劣化なし

2. PUレザーのメンテナンス性(★★★★☆)

日常の手入れ効果

  • 簡単な水拭きで汚れ除去
  • 靴を履いたまま使用しても清潔維持
  • 定期的なレザークリーナーで新品状態キープ

3. 高さ調整機構の信頼性(★★★★★)

クラス4ガスシリンダーの性能

  • 1年半使用でガス抜け一切なし
  • スムーズな昇降動作を維持
  • 重量のある大柄な方でも安定動作

4. キャスター・ストッパーの実用性(★★★★☆)

移動と固定のバランス

  • 必要時のスムーズな位置調整
  • ストッパー使用時の完全固定
  • フローリングでの滑り止め効果

気になった点・改善要望

1. 座面回転のロック機能なし(★★☆☆☆)

使用上の課題

  • 足の組み替え時に座面の向きが変わる
  • 理想的な向きに固定できない
  • キャスターロックがあっても座面は回転

2. サイズ感による制約(★★★☆☆)

デスク下収納の限界

  • 幅650×奥行650mmは意外と大きい
  • デスク下の収納スペースによっては干渉
  • 椅子の可動範囲とのバランス調整が必要

3. PUレザーの通気性(★★☆☆☆)

夏場使用時の課題

  • 長時間接触で足裏の蒸れ
  • 通気性のあるファブリック素材への要望
  • エアコン環境での使用を推奨

他メーカー・他方式との比較

椅子一体型フットレスト vs 独立オットマン

比較項目椅子一体型独立オットマン(AKRacing)
位置調整自由度★★☆☆☆★★★★★
耐久性★★☆☆☆★★★★★
設置面積★★★★☆★★☆☆☆
多目的利用★☆☆☆☆★★★★☆
メンテナンス★★☆☆☆★★★★☆

他社オットマンとの比較

ニトリ・IKEA等の安価オットマン

  • 価格:3,000-8,000円程度
  • AKRacing優位点:昇降機能、耐荷重性能、耐久性

高級オフィス家具メーカー

  • 価格:20,000-40,000円程度
  • AKRacing優位点:コストパフォーマンス、実用性のバランス

★総合評価

評価項目評価コメント
快適性・効果★★★★★コンテッサセコンダとの組み合わせで期待以上の疲労軽減効果を実現
機能性★★★★☆昇降・キャスター・ストッパーの基本機能は完璧。座面回転ロックがあればより良い
耐久性★★★★★1年半使用で一切の劣化なし。ガスシリンダー・クッション共に高品質
使いやすさ★★★★☆直感的な操作性。サイズ感による設置制約はあるが実用上問題なし
コストパフォーマンス★★★★☆15,000円で得られる効果は十分。高級チェア使用者には価値ある投資
デザイン・質感★★★☆☆PUレザーの質感は良好だが、ゲーミングチェア的なデザインは好みが分かれる

総合評価:★★★★☆(4.2/5.0)

高級オフィスチェアとの組み合わせで真価を発揮する、実用性重視のオットマン。

まとめ|22万円チェアを完成させる最後のピース

この製品の最大の価値

AKRacing オットマンの真の価値は、高級オフィスチェアのポテンシャルを最大限引き出すことにあります。コンテッサセコンダ単体でも十分快適でしたが、足元のサポートが加わることで「座る」から「くつろぐ」へのレベルアップを実現。15,000円の追加投資で得られる疲労軽減効果と作業効率向上は、時間価値で考えれば圧倒的にプラスです。

1年半使用の個人的総括

椅子付属フットレストの限界から始まった検討でしたが、独立オットマンという選択は期待以上の成果をもたらしました。特に午後の疲労蓄積が明確に軽減され、集中力の持続時間が延長。リモートワーク環境での生産性向上に直結する投資となりました。

コンテッサセコンダとのブランド統一にこだわらず、機能性を最優先した判断も正解。異なるメーカー同士でも、実用性が高ければ組み合わせ効果は十分に発揮されることを実証できました。

強く推奨する方:

  • 高級オフィスチェアを使用しているが足の疲労が気になる方
  • 椅子付属フットレストに限界を感じている方
  • リクライニング時の完全リラックスを求める方
  • 長時間デスクワークでの疲労軽減を重視する方

作業環境のさらなる向上を目指す方は、まず基盤となるコンテッサセコンダのレビューもご参照ください。椅子選びからオットマン導入まで、段階的な環境改善の参考になるはずです。

一緒に理想的なリモートワーク環境を構築していきましょう!


カイゼンパパのプロフィール

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