「朝起きたとき、疲れが残っている気がする…」
約1年前、YouTubeで偶然見た「室内換気とCO2濃度」に関する動画。そこで語られていた内容が、ずっと頭に引っかかっていました。
「冬場、締め切った寝室で家族3人が寝ると、CO2濃度は2000ppm以上になる可能性がある」
私と妻と長女で寝ている寝室。エアコン効率を考えて、冬も夏もドアを閉め切っていました。でも、本当にCO2濃度は大丈夫なのだろうか?
気になって、試しにSwitchBot CO2センサーを購入してみました。
そして測定結果に愕然。寝室のCO2濃度が、夜間に2000ppm~2500ppmに達していたのです。
しかも、就寝後わずか数時間で1000ppmを超えることもグラフで判明。
ITコンサルとして在宅勤務が中心の私は、仕事部屋のCO2濃度も気になり、2台目のセンサーを購入。長時間の会議では1500ppm近くまで上昇していることが分かりました。
そこで導入したのが、サーキュレーター×ハブミニによる換気の自動化システム。1000ppmを超えたら自動で気づける仕組みを構築しました。
今回は、SwitchBot製品3点で実現した室内環境改善の実体験をご紹介します。
SwitchBot 3製品 基本情報


製品スペック
| 製品名 | SwitchBot CO2センサー | SwitchBot サーキュレーター | SwitchBot ハブミニ |
|---|---|---|---|
| 主な機能 | CO2・温度・湿度測定 | 空気循環 | 製品連携ハブ |
| 測定項目 | CO2濃度、温度、湿度 | – | – |
| 給電方式 | USB/電池 | コンセント/コードレス(充電式) | USB給電 |
| 更新間隔 | USB:1分/電池:30分 | – | – |
| 連携 | SwitchBotアプリ | SwitchBotアプリ | SwitchBotアプリ |
| 購入時期 | 2024年11月(1台目)、2025年2月(2台目) | 2025年4月 | 2025年4月 |
| 購入価格 | 約8,000円 | 約14,000円 | 約5,400円 |
| 使用期間 | 約1年(1台目)、約10ヶ月(2台目) | 約8ヶ月 | 約8ヶ月 |
| 主な使用環境 | 寝室、仕事部屋 | 仕事部屋 | 仕事部屋 |
なぜこれらの製品が必要だったのか?
発端:換気動画を見て、寝室のCO2濃度が気になった
約1年前、YouTubeで部屋の換気とCO2濃度に関する動画を視聴。そこで「締め切った寝室のCO2濃度が2000ppm以上になる可能性」を知り、気になり始めました。
私と妻と長女の3人で寝る寝室。冬場も夏場も、エアコン効率を考えてドアを閉め切っていました。
「もしかして、CO2濃度が高くなっているのでは?」
そんな疑問を持ち、試しにSwitchBot CO2センサーを購入したのが始まりでした。
発生した衝撃的な事実:
- 寝室のCO2濃度が夜間に2000ppm~2500ppmに到達
- 就寝後、数時間で1000ppmを超える
- 朝起きたときの「疲れが残っている」の原因が判明
仕事部屋でも同様の問題:
- 長時間の会議で1500ppm近くまで上昇
- 午後の眠気や集中力低下の原因かもしれない
換気を自動化する必要性:
- 打合せ中や作業に集中している時は、CO2濃度をチェックする余裕がない
- サーキュレーター×ハブミニで自動化し、1000ppm超で気づける仕組みを構築
購入の決め手
CO2センサー:
- SwitchBot製品との連携
- アプリでグラフ確認が可能
- 色分けバー(緑・黄・赤)で直感的に判断
- 温湿度も同時測定
サーキュレーター:
- SwitchBot製品との連携
- 1~100%の細かい風量調整
- 静音性(WebMtgでも気にならない)
ハブミニ:
- SwitchBot製品の連携に必須
- 赤外線リモコン機能も統合
- Alexa, Google Home対応
こんな人におすすめ
✅ このような方におすすめ
- 在宅勤務・リモートワークで長時間デスクワークをする
- 寝室の空気質が気になる
- 朝起きたときに「疲れが残っている」気がする
- 午後の眠気や集中力低下に悩んでいる
- 家族と一緒に寝ている(複数人で寝るとCO2濃度が急上昇)
- スマートホーム化に興味がある
- 冬場や夏場、エアコン効率のため締め切ることが多い
❌ こんな方には不要かも
- 定期的に窓を開けて換気している
- 一人暮らしで広い部屋に住んでいる
- 室内で過ごす時間が短い
まず知っておきたい:CO2濃度が体に与える影響
購入前に調べた情報ですが、CO2濃度が高まると、具体的にどのような影響が出るのでしょうか?
| CO2濃度(ppm) | 体への影響 |
|---|---|
| ~1,000ppm | 快適な範囲。建築物衛生法の基準値。 |
| 1,000ppm超 | 不快感・眠気・判断力低下(約20%の人が眠気)。ハーバード大学研究では認知機能が15%低下。 |
| 1,400ppm前後 | 判断力・集中力が最大50%低下する可能性。 |
| 2,000~3,000ppm | 不快感・眠気・頭痛・めまい・吐き気が出現。 |
| 6,000ppm以上 | 頭痛・めまい・倦怠感・過呼吸。 |
| 8,000ppm以上 | 意識低下の危険性。 |
つまり、1,000ppmを超えると集中力が低下し始め、2,000ppm以上では明確な体調不良が現れるということです。
導入前の問題:見えないCO2濃度の恐怖
寝室:冬場の締め切りで2000ppm~2500ppmに
最初にCO2センサーを設置したのは寝室でした。
測定条件:
- 冬場、暖房をつけてドアを閉め切る
- 私・妻・長女の3人で就寝
- 部屋の広さ:約7畳
SwitchBotアプリでグラフを確認したところ、衝撃的な結果が:
- 就寝後、数時間で1,000ppmを超える
- 明け方には2,000ppm~2,500ppmに到達
この数値は、前述の表で見ると「不快感・眠気・頭痛・めまい・吐き気」が出る範囲。
朝起きたときの「疲れが残っている」という感覚は、CO2濃度の影響だったのかもしれません。
仕事部屋:長時間の会議で1500ppm近くに
寝室での発見を受け、「仕事部屋もずっと仕事をしていると、CO2濃度が高いのでは?」と思い、寝室に置いてあったCO2センサーを仕事部屋に持ってきて測定してみました。
測定結果:
- 通常業務(トイレ休憩や家事で定期的にドア開閉):ピーク1,500ppm程度
- 長時間の会議(8時間連続など、ほとんどドア開閉なし):もっと高濃度の可能性
(ただし、普通に仕事をしているだけでCO2濃度が高くなることを知ってからは、換気をしっかりとするようになったので、8時間の打合せ時に換気無しでどれくらいのCO2濃度となるかは試していません。)
1,000ppmを超えると眠気や集中力の低下が起きると調べて知ったので、これが午後の眠気の原因だったのかもしれません。
換気の難しさ:気づかない、忘れる
CO2は無色無臭。濃度が高くなっていても、気づきにくいのが問題です。
さらに、打合せ中や集中して作業しているときは、換気を忘れがちです。
「1,000ppmを超えたら、自動的に気づける仕組みが欲しい」
そう思い、サーキュレーターとハブミニを導入することにしました。
CO2センサー×サーキュレーター×ハブミニ導入後の劇的な改善
セットアップ:意外と簡単だった自動化
- CO2センサーを設置(寝室・仕事部屋に各1台)
- サーキュレーターを設置(仕事部屋)
- ハブミニを設置(仕事部屋、SwitchBot製品を連携)
- SwitchBotアプリでオートメーション設定
所要時間:約30分
自動化の仕組み

SwitchBotアプリの「オートメーション機能」で、以下のように設定しました。
| 季節 | CO2濃度の条件 | サーキュレーターの動作 | 意図 |
|---|---|---|---|
| 夏 | 1,000ppm超 | 停止 | 涼むために付けているサーキュレーターを停止することで「アラート」として気づかせる |
| 冬 | 1,000ppm超 | 運転開始 | 空気を循環させ、運転音で「換気が必要」だと気づかせる |
なぜこの設定にしたのか?
夏の設定(停止でアラート):
- 外気温が高いため、常に外気を取り込むとエアコン効率が下がる
- サーキュレーター停止をトリガーにして、手動で窓を開けるなどの判断を促す
冬の設定(運転開始でアラート):
- 外気は冷たいため、常に外気を取り込むとエアコン効率が下がる
- サーキュレーターで空気を循環させ、運転音で気づかせる
いずれにしても、集中作業中や打合せ中でもCO2濃度が1,000ppmを超えたら自動的に”何か”が起きることで、無意識に換気を促せます。
初めて使った日の安心感
導入初日、4時間のWebMtg中:
- CO2濃度が1,000ppmを超える
- サーキュレーターが自動起動(冬設定)
- 「あ、換気が必要だ」と気づいて窓を少し開ける
- CO2濃度が400ppm~500ppm台に低下
- サーキュレーター停止
「これ、本当に便利だ」という実感しました。
寝室の改善:ドアを少し開けるだけで1,200ppmに

測定結果を受けて、寝室と廊下を仕切るドアを少しだけ開けて寝るようにしました。
改善結果:
- ドア閉め切り:2,000ppm~2,500ppm
- ドア少し開ける:約1,200ppm
完全に快適とまではいきませんが、明らかに改善。わずかな空気の流れが、これほど大きな違いを生むことに驚きました。
それまでは冬場や夏場、エアコン効率を良くするために締め切って寝ていましたが、この測定結果を受けて方針を変更しました。
約1年の使用実績:集中力が向上
2024年2月~2025年11月(約10か月)の実績:
- 1,000ppm超で換気を意識:習慣化
- 午後の眠気:軽減
- 長時間会議でも集中力維持:以前より楽に
- 朝起きたときのだるさ:改善
おそらく気分的な問題もあると思いますが、集中力高く仕事ができているような気がします。
実際の使用感:約1年使って分かった真価
1. CO2可視化効果の高さ(★★★★★)
グラフで推移を確認できる
SwitchBotアプリと連動させると、CO2濃度の推移をグラフで確認できます。
これまで「なんとなく息苦しい」「集中できない」と感じていた状態が、数値として可視化されたことで、換気の重要性を実感しました。
色分けバー表示が直感的:
- 緑:快適(~1,000ppm)
- 黄:注意(1,000~1,500ppm)
- 赤:警告(1,500ppm~)
遠くからでも一目で「今、換気が必要か?」が判断できます。
2. 自動化の利便性(★★★★★)
打合せ中でも換気忘れを防げる
以前は集中していると換気を忘れがちでしたが、自動化によってサーキュレーターが動作(または停止)することで、自然と換気を意識できるようになりました。
集中作業中や打合せ中でも、1,000ppmを超えたら自動的に”何か”が起きる――この仕組みが、非常に効果的でした。
3. サーキュレーターの静音性(★★★★☆)
在宅勤務中でも気にならない
風量を細かく調整できますが、最大風量でも比較的静か。
WebMtgのマイクに入らないレベルの静音性は確保されています。
4. 温湿度も同時測定(★★★★☆)
快適な室内環境を総合的に管理
CO2だけでなく、温度・湿度も同時に測定できるため、エアコンや加湿器の設定判断にも役立っています。
5. 2台目購入の理由
仕事中の効果があまりに良かったため、私用PCにも同じ製品を購入。
2025年2月、仕事部屋専用に2台目のCO2センサーを購入しました(1台目は寝室に戻しました)。
長期使用で判明した注意点・デメリット
1. 電池駆動だと30分間隔の更新(★★★☆☆)
リアルタイム性を求めるならUSB給電
電池駆動だと30分間隔の更新になるため、リアルタイム性が低いです。
USB給電(1分間隔)で使うようにしています。
2. 長期使用で校正が必要(★★★☆☆)
定期的な手動校正が推奨
長期間使うと誤差が出ることがあるため、アプリから手動校正が必要とのことです。
ただし、我が家ではまだ校正を行ったことはないです。
※たまに二つのCO2センサーを同じところにおいて誤差が出てきているのか確認していますが、どちらもほぼ同じ数値を表示しています
3. サーキュレーター単体では換気不足(★★★☆☆)
窓を開けるなどの「外気取り込み」も併用必要
サーキュレーターは空気を循環させるだけなので、窓を開けるなどの「外気取り込み」も併用する必要があります。
あくまで「アラート」として機能させ、手動で窓を開ける習慣をつけることが重要です。
4. 初期コストが3.5万円超(★★★☆☆)
3製品合計で3.5万円超の投資
- CO2センサー×2台:約16,000円
- サーキュレーター:約14,000円
- ハブミニ:約5,400円
- 合計:約35,400円
決して安くはない投資ですが、集中力の向上と睡眠の質の改善を考えると、個人的には妥当だと感じています。
SwitchBotを選んだ理由(約1年後も正解だった)
- SwitchBot製品との連携
- アプリでグラフ確認が可能
- 色分けバー表示で直感的
- 温湿度も同時測定
- サーキュレーターとの自動連携
約1年使用後の追加評価:
- 自動化が秀逸(1,000ppm超で気づける)
- グラフで生活パターンを分析できる
- 複数製品の連携が簡単
★総合評価
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| CO2可視化効果 | ★★★★★ | グラフで推移を確認でき、換気の重要性を実感。数値化されることで行動が変わった。 |
| 自動化の利便性 | ★★★★★ | 打合せ中や集中作業中でも換気忘れを防げる。サーキュレーターとの連携が秀逸。 |
| 設定の簡単さ | ★★★★★ | アプリでの設定が直感的で、初めてのスマートホーム化でも簡単に設定可能。 |
| 製品の品質 | ★★★★☆ | 全体的に高品質だが、CO2センサーの校正が定期的に必要な点がやや手間。 |
| コストパフォーマンス | ★★★★☆ | 合計3.5万円超の投資だが、集中力と睡眠の質の改善を考えると妥当。 |
| 仕事の生産性 | ★★★★★ | 室内環境が劇的に改善。在宅勤務の生産性向上に直結した。 |
総合評価:★★★★★(4.7/5.0)
約3.5万円超の投資で、室内環境が劇的に改善。在宅勤務の生産性向上と睡眠の質改善に直結しています。
まとめ|「見えない空気」を「見える化」して、生活の質を向上
この製品の最大の価値
CO2濃度という「見えない要素」を可視化し、さらに自動化によって無意識に換気を促せる仕組みを構築できることです。
寝室で2,000ppm~2,500ppmという衝撃的な数値を目の当たりにしたことで、換気の重要性を改めて認識しました。合計約3.5万円超の投資でしたが、集中力の向上と睡眠の質の改善を考えると、十分に元が取れたと感じています。
約1年の実績
2024年2月に1台目のCO2センサーを購入してから、約1年。在宅勤務の生産性が向上しました。
約1年間の実績:
- 1,000ppm超で換気を意識:習慣化
- 午後の眠気:明らかに軽減
- 長時間会議でも集中力維持:以前より楽に
- 朝起きたときのだるさ:改善(寝室のドアを少し開けることで)
おそらく気分的な問題だと思いますが、集中力高く仕事ができているような気がします。
もし「最近、集中力が続かない」「朝起きたときにだるい」と感じているなら、一度CO2濃度を測ってみることをおすすめします。意外な発見があるかもしれません。
リモートワーク環境の快適性は、小さな改善の積み重ねで実現されます。
一緒に理想的な作業環境を構築していきましょう!


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