0歳から2歳まで|しましまぐるぐる姉妹で1年7ヶ月使用レビュー

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0歳から2歳まで|しましまぐるぐる姉妹で1年7ヶ月使用レビュー

「0歳の赤ちゃんが本当に絵本を見るの?」

長女が生まれて間もない頃、そんな疑問を抱きながら手に取ったのが「しましまぐるぐる」でした。

2024年4月、長女に初めて見せた瞬間、その疑問は完全に消えました。明らかに目で追っている。じっと見つめている。「赤ちゃんでも絵本に反応するんだ」という驚きと感動。

それから約1年7ヶ月。長女が成長し、現在は次女も同じ絵本を楽しんでいます。姉妹2人が異なる月齢で反応する様子を見てきたからこそ、この絵本の真価が理解できました。

やさいさんきんぎょがにげたに続く絵本レビューシリーズ、今回は0歳から使える最初の一冊をご紹介します。

しましまぐるぐる 基本情報

書籍スペック

「しましまぐるぐる」。我が家では姉妹で楽しんでいます。
項目詳細
タイトルしましまぐるぐる(いっしょにあそぼシリーズ)
作者かしわらあきお
出版社学研プラス
価格1,100円(税込)
対象年齢0歳~2歳
ページ数24ページ
サイズ18.2 × 18.2 × 1.5 cm
形式ボードブック(厚紙)
使用期間2024年4月~現在(約1年7ヶ月)

この絵本の特徴

赤ちゃんの視覚発達に基づいた科学的デザイン

生後6ヶ月未満の赤ちゃんは、まだ視力が未発達。でも、コントラストの強い色(黒・白・赤)や大きな模様には反応するという研究結果があります。

「しましまぐるぐる」は、この視覚発達の特性を活かして設計された絵本です:

  • 黒を中心とした高コントラスト配色
  • 赤ちゃんが反応する「顔」のパターン
  • 目で追いやすい「しましま」「ぐるぐる」模様
  • ボードブックで舐めても安心

ITコンサルとして、根拠に基づいたアプローチには強く惹かれます。感覚的な「なんとなく良さそう」ではなく、「視覚発達の科学に基づいている」という点が信頼できました。

なぜこの絵本を選んだのか?

長女が生後間もない時、初めての絵本としてだるまさんシリーズに加えて、何を選ぶか悩んでいました。

選択の決め手:

  1. 0歳から反応するという圧倒的な口コミ(Amazon評価★4.7、レビュー数千件超)
  2. 視覚発達の科学的根拠
  3. ボードブックで舐めても大丈夫
  4. 価格が手頃(1,100円で試しやすい)
  5. 「赤ちゃん認識絵本」部門5年連続1位(2016-2020年)

「とりあえず試してみよう」という軽い気持ちで購入しましたが、結果的に姉妹2人が最もお世話になった絵本になりました。

こんなパパ・ママにおすすめ

✅ このような方におすすめ

  • 0歳の赤ちゃんに初めての絵本を探している
  • 赤ちゃんが本当に反応する絵本が欲しい
  • 科学的根拠のある知育グッズを選びたい
  • グズグズ対策として使える絵本が欲しい
  • 兄弟姉妹で長く使える絵本を探している
  • 出産祝いで喜ばれる絵本を探している

❌ こんな方には向かないかも

  • 3歳以上の子ども(対象年齢を過ぎている)
  • ストーリー性のある絵本を求めている
  • カラフルでかわいいデザインが好み

長女の反応:月齢ごとの変化

生後間もない頃:初めての出会い

初めて見せた瞬間の衝撃

リビングで長女を抱っこしながら、恐る恐る絵本を開いてみました。

「本当に見るのかな?」と半信半疑だったのですが…

明らかに目で追っている。

特に反応が良かったのは:

  • 表紙の大きな「顔」:じっと見つめて3秒以上
  • 赤と白のしましま:目が左右に動いている
  • 黒いぐるぐる模様:目がくるくる回る動きを追っている

まだ首も完全に座っていない時期。でも確実に絵本を認識して反応していることが分かりました。

生後4~6ヶ月:グズグズ対策として活躍

泣き止むツールとしての威力

この時期、最も活躍したのがグズグズ対策でした。

夕方のぐずり時間(通称「黄昏泣き」)に、抱っこしながら「しましまぐるぐる」を見せると

  • 約7割の確率で泣き止む
  • 泣き止まなくても、泣き声のトーンが下がる
  • 2-3分は集中して見ている

ITコンサルとして、クライアント対応の合間に長女の面倒を見ることも。Web会議の直前に泣き出した時、この絵本に何度も救われました。

生後7~12ヶ月:自分でページをめくる楽しさ

能動的な関わりへの変化

この時期になると、長女の反応が大きく変化しました:

  • 自分でページをめくろうとする(最初はうまくいかないけど)
  • 絵本を指差す(「これ見て!」というアピール)
  • 声を出して笑う(特に「ぐるぐる」のページ)
  • 絵本を持ってくる(「読んで」の意思表示)

ボードブックの厚紙は、赤ちゃんの不器用な手でもめくりやすい設計。長女は何度も何度もめくる練習をしていました。

1歳~1歳半:言葉とのつながり

「しましま」「ぐるぐる」を覚える

1歳を過ぎると、言葉の理解が進みます:

  • 「しましまどこ?」と聞くと、しましまのページを開く
  • 「ぐるぐる」と言いながら指でぐるぐる描く真似をする
  • 絵本の中の「顔」を見て「あー」と反応する

ITコンサルとして、視覚情報から言語への橋渡しという発達過程を目の当たりにするのは興味深かったです。

1歳7ヶ月~現在:次女への「読み聞かせ役」に

姉としての成長

現在、長女は次女に「しましまぐるぐる」を見せる役割を楽しんでいます。

  • 次女の前で絵本を開く
  • 「しまーしまー」と言いながらページをめくる
  • 次女が見ていると嬉しそうに笑う

同じ絵本が、姉妹の絆を作るツールになっている。これは予想外の副次効果でした。

次女の反応

長女と同じ反応を再現

次女も、長女と全く同じ反応を示しています:

  • 表紙の「顔」にじっと目を向ける
  • しましま模様を目で追う
  • ぐるぐる模様で目がくるくる動く
  • グズグズ時に見せると泣き止む確率が高い

「長女の時の記憶は美化されているかも」と思っていましたが、次女の反応を見て「本当に0歳から反応する絵本なんだ」と再確認しました。

姉妹での使用:耐久性も実証済み

1年7ヶ月使用しての状態:

  • ページの破れ:なし
  • 角の潰れ:若干あり(でも許容範囲)
  • 色褪せ:なし
  • よだれの跡:若干あり(でも拭けば綺麗に)

ボードブックの耐久性は想像以上。長女が舐めまくり、投げまくりしても、次女が使えるレベルで維持されています。

この絵本の優れた点

1. 科学的根拠に基づいた視覚デザイン(★★★★★)

赤ちゃんの視覚発達を理解した設計

単なる「かわいい絵本」ではなく、視覚発達の研究に基づいた配色と模様

ITコンサルとして、根拠のあるアプローチには信頼が置けます。「なんとなく」ではなく「なぜこの色、なぜこの模様」が明確。

2. 月齢ごとに異なる楽しみ方ができる(★★★★★)

0歳~2歳の成長に応じた使い方

  • 0~3ヶ月:見るだけ
  • 4~6ヶ月:泣き止むツール
  • 7~12ヶ月:めくる楽しさ
  • 1歳~:言葉とのつながり
  • 1歳半~:他の子への読み聞かせ

一冊で長期間使えるコスパの良さ。

3. ボードブックの安心感と耐久性(★★★★★)

舐めても、投げても、大丈夫

厚紙のボードブックは:

  • 舐めても安全(角が丸い)
  • 破れにくい
  • 水拭きできる

長女が何度も投げ、舐め、よだれでべちゃべちゃにしても、次女が使えるレベルで残っています。

4. グズグズ対策としての実用性(★★★★☆)

約7割の確率で泣き止む

夕方のぐずり時間、Web会議直前の緊急対応、外出先でのぐずり対策として、「しましまぐるぐる」を見せるという選択肢があるのは心強いです。

100%ではありませんが、何もないよりはるかに効果的

5. 兄弟姉妹で使える長期投資(★★★★★)

1,100円で姉妹2人が1年7ヶ月以上使用

  • 1,100円÷19ヶ月÷2人=1人あたり月約29円
  • 1日あたり約1円

気になった点・改善要望

1. ストーリー性はゼロ(★★☆☆☆)

「物語」を求める人には不向き

この絵本は「視覚刺激」に特化しており、ストーリーはありません

「しましまー」「ぐるぐるー」という繰り返しだけ。

ただし、0歳児にストーリーは理解できないので、対象年齢には適していると思います。

2. 2歳を過ぎると卒業(★★★☆☆)

長く使えるが、永遠ではない

長女は、最近は他の絵本に興味が移っています。

「しましまぐるぐる」への反応は、1歳をピークに徐々に減少。2歳前後で卒業するイメージです。

3. デザインの好みが分かれる(★★★☆☆)

「かわいい」とは言えないデザイン

視覚刺激を優先したデザインなので、大人から見ると「かわいい」とは言えないかもしれません。

黒・白・赤のコントラスト重視のデザインは、機能的だけど装飾的ではない

ただし、赤ちゃんへの効果を考えれば、このデザインが最適だと理解しています。

他の0歳向け絵本との比較

人気の0歳向け絵本

いないいないばあ(童心社)

  • ストーリー性:あり
  • しましまぐるぐるとの違い:より月齢が高い(6ヶ月以降)向け

じゃあじゃあびりびり(偕成社)

  • 音の絵本
  • しましまぐるぐるとの違い:視覚より聴覚重視

もいもい(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

  • 赤ちゃん学絵本
  • しましまぐるぐるとの違い:同じ視覚刺激系、好みで選ぶ

しましまぐるぐるを選んだ決め手

  1. 生後2ヶ月から反応するという口コミの多さ
  2. 視覚発達の科学的根拠
  3. ボードブックの耐久性
  4. 価格の手頃さ(1,100円)
  5. Amazonレビューの圧倒的な多さと高評価

実際に1年7ヶ月使用して:選んで正解でした

★総合評価

評価項目評価コメント
赤ちゃんの反応★★★★★生後間もない頃から明確に反応。姉妹2人とも同じ反応を示す。科学的根拠の実証
長期使用価値★★★★★0歳~2歳まで使用可能。月齢ごとに異なる楽しみ方。兄弟姉妹で使える
耐久性★★★★★1年7ヶ月使用で破れなし。舐めても投げても大丈夫なボードブック
グズグズ対策効果★★★★☆約7割の確率で泣き止む。100%ではないが、持っておく価値あり
デザイン・かわいさ★★★☆☆機能重視のデザイン。大人から見ると地味だが、赤ちゃんには最適
コストパフォーマンス★★★★★1,100円で姉妹2人が19ヶ月使用。1日1円のコスパ。出産祝いにも最適

総合評価:★★★★★(4.5/5.0)

わずか1,100円の投資で、姉妹2人が1年7ヶ月以上楽しみ、今も現役。0歳児の最初の一冊として、これ以上の選択肢はないと断言できます。

まとめ|0歳から2歳まで、姉妹2人が楽しんだ最初の絵本

この絵本の最大の価値

「しましまぐるぐる」の真価は、「赤ちゃんが本当に反応する」という確実性にあります。

0歳の赤ちゃんに絵本を読んでも反応がない、という不安を持つパパ・ママは多いと思います。でも、この絵本は生後間もない頃から明確に反応する

それは偶然ではなく、視覚発達の科学に基づいた設計だからです。

1年7ヶ月・姉妹2人での実績

2024年4月に長女のために購入してから、約1年7ヶ月。

長女の成長を見守り、現在は次女も同じ反応を示している。姉妹2人が異なる月齢で楽しむ姿を見て、この絵本の普遍性を実感しています。

具体的な使用実績:

  • 長女:生後間もない頃から使用し、最近は興味が他の絵本に移っているが約1年7ヶ月使用中
  • 次女:生後間もない頃~現在(まだまだ使用予定)
  • グズグズ対策:数百回使用、約7割の確率で効果あり
  • 破損:なし(角の潰れは若干あり)
  • コスパ:1日1円(姉妹2人で計算)

ITコンサルとして、投資対効果(ROI)を常に意識します。「しましまぐるぐる」は、育児グッズの中で最もROIが高い買い物の一つでした。

強く推奨する方:

  • 0歳~1歳の赤ちゃんを持つパパ・ママ
  • 初めての絵本選びで悩んでいる方
  • 科学的根拠のある知育グッズを求める方
  • グズグズ対策のツールが欲しい方
  • 出産祝いで喜ばれる絵本を探している方

赤ちゃんの成長は、小さな発見の積み重ね。「しましまぐるぐる」は、その最初の一歩を確実にサポートしてくれる一冊です。一緒に子どもの成長を楽しんでいきましょう!


カイゼンパパのプロフィール

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