「また肌が赤くなってる…」
離乳食を始めた頃、娘の口周りがいつも赤くただれていました。食後に拭くたびに痛そうに泣く姿を見て、何とかしてあげたいと思っていたとき、小児科医から勧められたのが「ベビーワセリン」でした。
それから2年以上。長女の新生児期から使い始め、現在は2歳の長女と0歳の次女、2人の娘の必需品として我が家に常備しています。なぜこのシンプルな保湿剤を手放せないのか。
今回は、2年以上の使用で見つけた「食事前の口周り保護」という最強の使い方と、予想外の副次効果をご紹介します。
基本情報・商品概要

商品詳細
商品名: 健栄製薬 ベビーワセリン
容量: 100g
メーカー: 健栄製薬
価格: 約500〜700円(税込)
成分: 白色ワセリン100%
特徴: 無香料、無着色、パラベンフリー
製品の特徴
高純度の白色ワセリン
- 天然由来成分100%
- 赤ちゃんから大人まで使用可能
- 舐めても問題ない安全性
シンプルな設計
- 添加物一切なし
- アレルギーリスクが極めて低い
- 全身どこでも使える
こんな人におすすめ
✅ 離乳食で口周りが荒れやすい赤ちゃんがいる
✅ おむつかぶれに悩んでいる
✅ よだれかぶれ対策を探している
✅ シンプルで安全なスキンケアを求めている
✅ 下痢の時のおしりケアに困っている
2年以上使用した私の使い方
きっかけ:小児科医の一言
長女が離乳食を始めて間もなく、口周りが常に赤くただれていました。食後に拭くたびに泣く娘を見て、小児科を受診したところ、医師から言われたのが:
「食事の前に、口周りにワセリンを塗ってください」
この一言が、我が家の育児を大きく変えました。
使い方①:食事前の口周り保護(メイン用途)
基本の塗り方
- 食事の5分前に塗る
- 口の周り全体に薄く広げる
- 特に口角と顎下を重点的に
- 唇にも軽く塗布
予想外の副次効果を発見
使い始めてすぐ気づいたのが、食後の汚れが驚くほど簡単に落ちること。
ワセリンなし:
- ゴシゴシ拭かないと落ちない
- 摩擦で肌が赤くなる
- 泣いて嫌がる
ワセリンあり:
- 軽く拭くだけで汚れがスルッと落ちる
- 肌への刺激が最小限
- 娘も嫌がらない
この副次効果は、調べた限り他のレビューではあまり言及されていません。でも、これこそが私が2年間使い続けている最大の理由です。
実際の効果
2年間継続した結果:
- 口周りのかぶれがほぼゼロに
- 食後のケアが30秒で完了
- 親の精神的負担も大幅軽減
使い方②:おむつかぶれ予防
通常時の使用
予防的な使い方:
- 緩めのうんちの時は、おむつ交換の度に薄く塗布
- 特に肛門周りを重点的に
- 赤くなりかけた部分には厚めに
下痢の時こそ必須
下痢の時は、おしりが荒れて真っ赤になり、痛みで泣いてしまいます。そんな時の対策としても活用しています。
下痢時の特別ケア:
- 優しく洗浄(ゴシゴシ禁止)
- ポンポンと押さえるように乾燥
- たっぷりとワセリンを塗布
- 白く見えるくらい厚めに
- 毎回のおむつ交換で繰り返す
効果:
- 便が直接肌に触れない
- 拭き取りも簡単
- 荒れる前に予防できる
- 痛みで泣くことが減った
2年間使用して分かったこと
良い点・メリット
1. コストパフォーマンスが異常に良い
価格と使用期間:
- 1本(100g):約500〜700円
- 使用期間:約3〜4ヶ月
- 月額換算:約150〜200円
2年間で購入した本数は約8本。総額4,000〜5,000円程度で、2人の娘の肌トラブルをほぼゼロにできました。
2. 使用場所を選ばない万能性
実際に使った場所:
- 口周り(メイン)
- おしり(おむつかぶれ予防)
- 頬(乾燥対策)
- 唇(リップ代わり)
- ひじ・ひざ(カサカサ対策)
- 鼻下(鼻水で荒れた時)
1本で全身をカバーできる万能性。
3. 舐めても安全という安心感
赤ちゃんは何でも口に入れます。口周りに塗ったワセリンも当然舐めてしまいますが:
- 白色ワセリン100%で安全
- 医療現場でも使用される純度
- 小児科医も推奨
この安心感は、育児の精神的負担を大きく軽減してくれます。
4. 長期保存が可能
保存性の高さ:
- 添加物ゼロで劣化しにくい
- 開封後も長期保存可能
- 常温保管でOK
- 複数箇所に置いても無駄にならない
我が家では、リビング、寝室、おむつ替えスペースの3箇所に常備しています。
5. 季節を問わず使える
通年で活躍:
- 春・秋:乾燥対策
- 夏:汗疹の予防
- 冬:本格的な乾燥対策
- 一年中手放せない
気になる点・デメリット
1. 伸びが悪く感じる時がある
冬場の問題:
- 気温が低いと硬くなる
- 伸ばしにくい
- 手のひらで温めてから使う必要あり
解決策: 温かい部屋で保管するか、手のひらで温めてから塗布すれば問題ありません。
2. ベタつきが気になる場合も
塗りすぎ注意:
- 厚く塗りすぎるとベタベタ
- 服に付着することも
- 適量を見極める必要あり
コツ: 薄く伸ばすことを意識すれば、ベタつきはほとんど気になりません。
3. 保湿効果はあくまで「保護」
重要な理解:
- ワセリンは保湿成分ではない
- 水分の蒸発を防ぐ「保護剤」
- 乾燥がひどい時は先に化粧水等が必要
ただし、赤ちゃんの場合は、お風呂上がりの水分が残っている状態で塗れば十分です。
他の保湿剤との比較
ベビーローション vs ベビーワセリン
| 項目 | ベビーローション | ベビーワセリン |
|---|---|---|
| 価格 | 1,000〜2,000円 | 500〜700円 |
| 保湿力 | 自ら保湿 | 水分を閉じ込める |
| 使用感 | サラサラ | やや重め |
| 舐めても安全 | 商品による | 安全 |
| 用途の広さ | スキンケア中心 | 全身・保護目的も |
私の結論: 基本はベビーワセリンで十分。特別な乾燥対策が必要な時だけローション併用。
他社ワセリンとの違い
ベビーワセリン(健栄製薬)の優位性:
- 赤ちゃん向けに特化した純度
- チューブ式で衛生的
- 適度な柔らかさで塗りやすい
- 信頼できる日本メーカー
使用上の注意点・アドバイス
効果的な使用方法
1. タイミングが重要
ベストタイミング:
- 食事:5分前に塗る
- おむつ交換:交換直後に塗る
- お風呂上がり:5分以内に塗る
2. 適量を守る
適量の目安:
- 口周り:米粒1個分
- おしり全体:小豆1個分
- 薄く伸ばすのがコツ
3. 清潔な手で使用
衛生管理:
- 使用前に手を洗う
- チューブの口を清潔に保つ
- 直接患部に触れさせない
★総合評価
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| コストパフォーマンス | ★★★★★ | 月額150〜200円で2人分カバー、圧倒的なコスパ |
| 効果・効能 | ★★★★★ | 口周りかぶれ、おむつかぶれ予防に絶大な効果 |
| 使いやすさ | ★★★★☆ | チューブ式で衛生的、冬場は少し硬め |
| 安全性 | ★★★★★ | 白色ワセリン100%、舐めても問題なし |
| 汎用性 | ★★★★★ | 全身どこでも使える万能性 |
| 長期使用性 | ★★★★★ | 2年以上飽きずに使用、必需品化 |
総合評価:4.8/5.0
まとめ
この商品の最大の価値
ベビーワセリンの最大の価値は、シンプルさと確実性の両立です。白色ワセリン100%というシンプルな成分で、食事前の口周り保護からおむつかぶれ予防まで、育児の様々なシーンで確実に効果を発揮します。
特に「食後の汚れが簡単に落ちる」という副次効果は、毎日3回の食事で実感できる大きなメリット。これだけで育児の負担が大幅に軽減されました。
2年間使用の体験総括
正直に言うと、最初は「ただのワセリンでしょ?」と半信半疑でした。でも、使い始めて2年以上経った今、我が家の育児に欠かせない存在になっています。
長女の新生児期から使い始め、現在は0歳の次女にも使用。2人分の肌トラブルをほぼゼロにできたこと、そして月額200円以下というコストで実現できたことに、改めて驚いています。
特に推奨したい方:
- 離乳食で口周りが荒れやすい赤ちゃんがいる家庭
- おむつかぶれに悩んでいる親御さん
- シンプルで安全なケア用品を探している方
- コスパ重視の育児グッズを求める方
- 下痢の時のケア方法に困っている方
500円という低価格で始められ、効果がなければ自分用のリップやハンドケアに転用できるリスクの低さも魅力です。
我が家の使用実績:
- 使用期間:2年以上
- 使用人数:2人の娘
- 購入本数:約8本
- 総額:4,000〜5,000円
- 効果:口周りかぶれ・おむつかぶれほぼゼロ
この実績が、ベビーワセリンの価値を物語っています。
一緒に、赤ちゃんの肌トラブルを予防していきましょう!


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